日本でも徐々に夏の気配がし始めてきた。とはいえ気温と湿度はまだまだ快適な範囲内。REON POCKETシリーズをはじめとした、ひんやりガジェットの出番はもう少し先になりそうだ。
しかし、準備は早いに越したことはない。というわけで、先日出張で訪れた中国・深圳にて、最新モデルREON POCKET PRO Plusを試してきた。ちなみに、深圳は6月時点で平均気温が25〜31度、平均湿度は83〜84%とムシっとした気候だ。

なお、今回レビューに使用したREON POCKET PRO Plusはメーカーより借り受けている。
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REON POCKET PROからフィット感をアップデート
筆者はこれまで「REON POCKET PRO」や「REON POCKET 5」を愛用してきた。いずれも完成度の高い製品で、酷暑を乗り切るために必携のアイテムとなっていたが、使っていくうえ見つけた課題もあった。それがフィット感だ。
冷却プレートを首元に当てて冷感を得るというデバイスの構造上、フィット感が効果に直結する。歴代のアップデートによって少しずつ解消されてきたその課題だが、REON POCKET PRO Plusではさらに前進した。
REON POCKET PRO Plusのデザインは、PROモデルをほぼ踏襲しているのだが、本体とチューブの接続部分を見ると違いがある。スリットを拡大することで、チューブのフレキシブルさを向上。よりフィット感を高められるようになっている。メーカーによると、保持力は従来の約40%向上しているとか。
事実、REON POCKET PROの利用時は、歩いているといつの間にか首元から冷却プレートが浮いてしまっていることがあったのだが、REON POCKET PRO Plusではそれが起きづらい。また、そもそも装着時のフィット感も高い印象だった。

冷却機能もしっかり向上。シャツ、ジャケットスタイルにも対応する新エアフローパーツも
REON POCKET PRO PLUSの進化は、体感だけでなく仕様面でも明確だ。まず、冷却性能は従来モデル比で最大約20%向上。これは最大冷却出力ベースでの改善であり、シリーズ史上最強の冷却能力と位置づけられている。さらに、首元に接触する冷却面の温度は最大約2度低下した。
装着したとき、プレートが首元に触れてヒヤッとする感覚は相変わらず気持ちがいい。
また、REON POCKET PRO PLUSでは温度制御の思想も進化している。新たに採用されたアルゴリズムは、冷却面温度を約20度に維持することを前提に制御する方式だ。単純に出力を上げるのではなく、過度な冷却を抑えながら安定した冷却状態を維持する設計になっている。



また、エアフローパーツはこれまでショートサイズとロングサイズの2つが同梱するスタイルだったが、ロングサイズの仕様が変更された。2箇所にヒンジを備え、長さと角度を調整できる。これにより襟の高いシャツ、ジャケットの着用時も快適に利用可能となった。

3ラインナップのREON POCKETシリーズ。酷暑対策のマストアイテムに
REON POCKETシリーズの現行ラインアップは3モデル。今回レビューしたREON POCKET PRO Plus、そして2026年5月に発売されたばかりのREON POCKET 6と、その前モデルにあたるREON POCKET 5だ。順に高性能化していると考えて差し支えないが、たとえばバッテリ性能で言うと5が6に勝る面もある。


日本の夏は、もう苦行の域に来ている。その苦しみを少しでも緩和するために、ひんやりガジェットを持っておきたい。REON POCKETシリーズはその代表であり、その冷却力は確かなものだ(冬にあったかガジェットとして使えるのもいいところ)。また、両手をフリーにできる、スリムなデザインでビジネスシーンでも使いやすい、アプリの挙動が安定しているなど、実用性が高いのも利点。
耐え難い酷暑にテクノロジーで立ち向かおう。REON POCKET PRO PLUSは、そのための現実的でスマートな選択肢のひとつだ。
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著者プロフィール
関口大起
『Mac Fan Portal』編集長。腕時計の卸売営業や電子コミック制作のお仕事を経て、雑誌編集の世界にやってきました。好きなApple Storeは丸の内。Xアカウント:@t_sekiguchi_








