ゼロタッチ導入で“全社Mac化”を実現! ソフトバンクロボティクスのIT環境整備術
「ゼロタッチ導入で“全社Mac化”を実現! ソフトバンクロボティクスのIT環境整備術」を読む
「Pepper」をはじめとする業務用ロボットの企画・販売・運用を手がけるソフトバンクロボティクスでは、2021年から業務端末として本格的にMacを導入しています。
同社では以前、Windows PCとMacが混在するCYOD型の環境を採用していました。しかし、海外拠点の拡大に伴い、セキュリティポリシーの統一や運用コストの最適化が課題となっていました。そこで、MDMソリューションのJamfを導入し、Macの一括管理とゼロタッチ展開を実現。現在ではグローバル全体で約800台のMacが稼働し、全社員の8割以上がMacを利用しています。
記事では、Macを全社標準にした背景をはじめ、MDMを活用したゼロタッチキッティング、従業員向けのガイドやナレッジベースの整備、業務に必要なWindows環境の確保、Microsoft Intuneを利用した管理体制までを詳しく紹介しています。
Macを導入するだけでなく、グローバルで統一された管理・運用体制をどのように構築したのか。端末展開の効率化や、情報システム部門の負担軽減を検討している企業にとって、実践的なヒントが詰まった事例です。
金融DXの業務端末に、なぜMacを選ぶのか? ふくおかFGが語る人財採用・生産性・TCO
「金融DXの業務端末に、なぜMacを選ぶのか? ふくおかFGが語る人財採用・生産性・TCO【SoftBank World 2026】」を読む
金融機関ではWindows PCを中心とするIT環境が一般的ですが、ふくおかフィナンシャルグループでは、DXを担うエンジニアの業務端末としてMacを積極的に導入しています。
同社は、顧客ニーズの変化に素早く対応するため、従来の外部委託を中心とした開発体制から、システムの内製開発へと大きく舵を切りました。その中でMacは、優秀なエンジニアを採用し、一人ひとりが使い慣れた環境で力を発揮するための重要な基盤として位置づけられています。
記事では、人財採用や生産性の向上に加え、端末の調達費用だけでなく、管理・運用の工数まで含めた総保有コスト(TCO)の観点から、同社がMacを選択する理由を紹介しています。また、すべての端末を一律にMacへ置き換えるのではなく、Windowsでなければ接続できないシステムを利用する場合にはWindows PCを用意するなど、業務内容に応じて端末を使い分ける現実的な運用もポイントです。
Macの導入を単なる端末選定や従業員向けの福利厚生ではなく、人財戦略、生産性、組織変革、TCOまでを含む経営上の判断として捉えるうえで、参考になる事例です。
Windowsと何が違う? Macの企業導入で押さえたい管理・運用の6つの強み
「Windowsと何が違う? Macの企業導入で押さえたい管理・運用の6つの強み」を読む
Macを企業へ導入する際、性能や使い勝手とともに理解しておきたいのが、管理・運用面におけるWindowsとの違いです。
長くWindowsを中心にIT環境を構築してきた企業では、「Macを加えることで管理が複雑になるのではないか」「従来の運用方法が通用しないのではないか」といった懸念が生じることがあります。しかし、MacとWindowsの設計思想や管理手法の違いは、必ずしも追加の負担になるとは限りません。Macの特徴を活かすことで、端末管理の標準化や効率化につなげられる可能性があります。
記事では、ハードウェアとソフトウェアの統合設計、OSに標準搭載されたセキュリティ機能、レガシー環境を抱え込みにくい設計、ゼロタッチ導入、宣言型デバイス管理「DDM」、クラウドIDとの連携という6つの観点から、Macの管理・運用面における強みを整理しています。
Windowsとの単純な優劣ではなく、両者の違いを理解したうえで、自社のIT環境や運用方針に合ったデバイスを判断するための基礎知識として押さえておきたい内容です。
Mac導入を、経営とIT運用の両面から考える
今回紹介した3本の記事から見えてくるのは、企業におけるMac導入を成功させるためには、端末そのものの性能や使いやすさだけでなく、導入後の管理・運用や人財戦略までを含めて検討する必要があるということです。
ソフトバンクロボティクスの事例では、MDMとゼロタッチ導入を活用することで、Macの大規模展開とグローバルな管理体制の標準化を実現しています。一方、ふくおかフィナンシャルグループでは、人財採用やエンジニアの生産性、TCO、DX組織のあり方という経営的な視点からMacを選択しています。
また、MacとWindowsでは管理・運用の考え方に違いがあります。企業がMacの導入を検討する際には、その違いを単なる管理負担として捉えるのではなく、ゼロタッチ展開や標準セキュリティ、クラウドを前提とした管理モデルなど、自社のIT環境を見直すきっかけとして捉えることも重要です。
端末の展開方法、セキュリティ、管理工数、従業員体験、人財採用、TCOまでを総合的に考えることで、自社にとってMacを導入する意味と、最適な運用のかたちがより明確になります。
気になるテーマから、ぜひ各記事をご覧ください。
