【メモ】情報整理能力に優れたとにかくシンプルなメモソフト
あとでちゃんと確認したり、読み返せるように、すべてのメモを1冊のノートにまとめるノート術があります。1冊だけだから、いつでも持ち歩いてすぐに取り出せ、もれなく記録できるのがメリットです。なんでもすべて一冊に書くので内容は雑多になりますが、見出しを付けたり色分けで目的の情報を探し出せるようにします。この1冊ノート術をMacBookやiPhoneといったモバイル機器を使って実践できるのがレタースペース(Letterspace)です。
軽量に動作するテキスト主体のシンプルなメモソフトなので、すぐに書き込めます。問題はメモを残してもあとで読み返さなければ、せっかくのメモが活用されません。レタースペースは「#(ハッシュタグ)」や「@(メンション)」をサポートしており、文章中にタグを追加しておくだけで、それらが見出しのようになって、あとで同じタグの内容をまとめて読み返せます。iOS版もMac版と同様にテキストを扱いやすいアプリになっていて、レタースペースをクラウド上の1 冊ノートとして活用できます。
1: 3カラム構成のシンプルで軽快に動作するテキストエディタですが、使ってみると秘めた情報整理力に満足できます。
2:文章に「#」「@」を追加しておくことで、ハッシュタグやメンションとしてノートを臨機応変に管理できます。
3:マークダウン記法に対応しており、太字、斜体、リスト作り、リンクの埋め込みなどの簡単な装飾が可能です。
4:アイクラウドをサポートしているので、作成したノートや変更は全てのレタースペースに反映されます。
5:iOS版は、キーボードの上の青いバーをトラックパッドのように使ってカーソルを移動させたり、選択範囲を指定できます。
【エバーノートクライアント】Evernoteをサクサク使えるシンプルなクライアント
情報の保存場所として便利だったエバーノートは近年、仕事のツールとしても進化しており、アイデアの記録、メモ、書類作りなどに活用する人が増えています。ただ、公式アプリは機能が充実しているものの、Macへの負担が大きいのが難点です。WEB版は動作が軽いもののブラウザの制限があります。MacBookでも軽快に動作するエバーノートクライアント。そんなソフトを求めている人におすすめなのがAlternote(アルターノート)です。
一言で説明すると、エバーノートと同期するノートエディタです。文章を書くことに集中できるエディタに似たデザインでさくさくと動作します。しかし、iOS用のエバーノート対応メモアプリのようにただ書いて送るというものではなく、ノートブック、スタック、ノートの一覧といった機能もちゃんと備えています。ミニマルながら機能的です。ノートはテキストベースで読みやすいように表示されるので、書くだけではなく、じっくりとノートを読むためのソフトとしても重宝します。
1:エバーノートアカウントでログインして読み込みが完了したら、ノートブックやタグの一覧が表示されます。エバーノートの公式クライアントとは随分異なる印象です。
2:編集機能も備えますが、基本的にテキストエディタなので太字や斜体、リスト、リンクの埋め込みなど最低限の機能に限られます。
3:起動や動作だけではなく、検索のスピードが速いのもアルターノートをおすすめできるポイントの1つです。
4:暗い場所で利用するなら、背景を暗くしたナイトモードに切り替えると目が疲れません。
【エディタ】複数のノートを並べて使えるエディタソフト
ヒューノート(HueNote)はシンプルなテキストエディタですが、1つのウインドウに複数のノートを並べて、並行して閲覧・編集できます。資料メモを見ながら文書を作成したり、章・節ごとにノートを分けながら長文を書く、または小さなメモをたくさん並べてアイデアを整理したりと、さまざまな使い方が可能です。とても柔軟性のあるエディタなので、アイデア次第でMacBookの画面を広々と有効に活用できるはずです。タグ、星マークなど分類機能も充実しています。
1:マルチエディタで[+]ボタンを押してノートを追加します。横にも縦にもスペースが許す限り、ノートを並べておけます。
2:左側は書き溜めたノートを管理するライブラリ、星マーク、タグ、作成日、編集日、キーワード検索などでノートを絞り込めます。
【+iOSで役立つ】iPhoneをノックしてMacのロックを解除
MacBookを持ち歩くなら画面がロックされるように設定しておく必要があります。しかし、セキュリティを強化したら不便になり、素早く入力できるパスワードだとリスクが高まる。そんなジレンマを解消するのがノック(Knock)です。リンクさせたiPhoneをコツコツと叩くだけで、Macにセキュアにパスワードが入力されてロックが解除されます。
iPhoneは、ブルートゥースLEを使って、常にタップを感じ取れるようになるため、iPhoneをポケットに入れた状態でもノックを使用できます。