メンテナンス用の仕組みとして、不要になった一時ファイルの削除やログの整理用に、1日ごと、1週間ごと、1カ月ごとの三種類のスクリプトがある。深夜に自動的に実行されるので普段は意識する必要がないのが特徴だ。
ただ、普段は自動的にやってくれるとはいえ、システムを長く運用していると不具合が起きることもあるので、そんなときの解決手段のひとつとして、手動でメンテナンスを行うのは有効だ。
方法はかんたんで、以下のコマンドをターミナルから実行するだけだ。
sudo periodic daily weekly monthly
実行すると管理者パスワードを要求されるので入力しよう。
なお、以下のコマンドを使うと、いつメンテナンスが実行されたかもわかる。
ls -l /var/log/*.out
メンテナンスを行っても問題が解決しない場合もあるが、覚えておいて損はないだろう。
なお、このメンテナンススクリプトに関しての詳細は、アップル公式の以下のページにあるので、必要に応じて参照して欲しい。