Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

Dockのアイコン長押しでExposを起動させない

著者: Mac Fan編集部

Dockのアイコン長押しでExposを起動させない

tips091126_06.jpg

スノーレパードでは、アプリケーションが起動している状態でドック内のアイコンを長押しすると、エクスポゼ状態になると同時にコンパクトなメニューが表示されるようになった。

しかし、レパード以前からMac OS Xを使い続けていたユーザの中には、この仕様に使いにくさを感じる人もいるはずだ。例えばiTunesでは、以前はアイコンの長押しで開くコンテキストメニューからいろいろな操作ができたが、スノーレパードでは同じコンテクストメニューが表示されない。

解決策としては、ボタンの長押しではなく、[コントロール]キー+クリック、もしくは右クリックを使用する方法が挙げられる。これらの操作なら、レパードの頃とおなじコンテキストメニューがすぐに開く。

しかし、アイコンの長押しが手に馴染んでしまったという場合、「ターミナル」を使って仕様を変更してもいいだろう。[アプリケーション]→[ユーティリティ]フォルダにある「ターミナル」を起動して、次のコマンドを入力しよう。

defaults write com.apple.dock show-expose-menus -bool no; killall Dock

tips091126_07.jpg

すると以前と同じコンテキストメニュー表示になる。元に戻すときはコマンドの「no」の部分を「yes」にして再実行しよう。