Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

自動うちわマシンで涼みたい(2)/マンスーンの「Appleを超えろ! 下町発明物語」【第5回】

著者: マンスーン

自動うちわマシンで涼みたい(2)/マンスーンの「Appleを超えろ! 下町発明物語」【第5回】

「MacBook Airの空気を感じることができる自動うちわマシン」が完成しました。

最初は回転速度がものすごく速いモータを採用してしまい、パーツが耐えきれずに折れてMacBook Airが吹っ飛ぶというアクシデントもありました。が、失敗なくしてイノベーションは生まれません。

仕組みとしては、モータの回転運動が水平運動に変換されて、MacBook Airがパタパタと扇いでくれます。

作ってから気づいたのですが、動きのある工作を紙の雑誌に掲載すると、どういったことが起こるのか。そう、今読んでいる人にまったく伝わらないんです。現実って3Dだし動画だったんだ。というわけで、動いている様子は僕のTwitterアカウント(@mansooon)に載せておくので、今すぐ雑誌を閉じてTwitterをしましょう! Twitterは最高だから。

肝心のMacBook Airの空気の感想ですが、「風だ…」という感じでした。でも“壊れたノートブックはうちわになる”ということを発見できたのは、人類において大きな一歩です。きっと、こういう発見から新しい技術が生まれて、世の中は進歩していくのだと思います。違うか。

それでは、来年の夏に本機がAppleから正式に発売されることを祈って、これは押入れの一番奥にしまうことにします。

※本記事は、『Mac Fan 2020年1月号』に掲載されたものです。
※「下町発明物語」は毎週火曜日、AM7時に更新!

おすすめの記事

著者プロフィール

マンスーン

マンスーン

株式会社バーグハンバーグバーグ所属のライター・編集者。Webメディア「オモコロ」の副編集長。「下町のスティーブ・ジョブズ」としてテレビ番組に出演した経歴を持つ。

この著者の記事一覧

×
×