共有フォトストリーム内に「チャット機能」というものが用意されているわけではないが、共有している写真のコメント欄を通じて、相手とリアルタイムにやりとりができる。
そもそも共有フォトストリームとは、選んだ写真を特定の人と共有できる機能である。フォトストリームの写真がすべて共有されるわけではないので、安心して見せることができる。例えば旅行の写真を、旅行に行ったメンバー内に見せるときなどに有効だ。
設定方法は「iPhoto」を起動させ、メニューから[環境設定]→[フォトストリーム]タブで、[共有フォトストリーム]にチェックを入れる。
その後共有したい写真を選択し、[共有]ボタンをクリックし、[フォトストリーム]を選ぼう。これで共有フォトストリームが作成される。
それでは、本題であるチャットの方法を解説しよう。
まず誰かと共有しているフォトストリームを開き、写真を選んで[情報]ボタンをクリックする。
自分のフォトストリームだと写真情報が表示されるが、共有フォトストリームではここにコメント欄が表示される。ここにコメントを書くと相手に通知され、それを受けてまたコメントを書き、といったようにリアルタイムにコメントをやりとりできる。コメントがあるものはサムネイルに吹き出しアイコンが表示される。
コメントは通知もされ、通知センターに表示が出るほかiPhotoのアイコンにバッジが付くようになる。なお、「Aperture」でもコメント欄は利用可能だ。