Flashプラグインを入れていないWEBブラウザ上でFlashが埋め込まれたWEBサイトを見ると、このようなメッセージが出る。この表示されない部分を見るために、[ユーザーエージェント]を変更してみよう。
ユーザーエージェントとはアクセスしているWEBブラウザが何であるかを相手のサイトに伝えるもので、デフォルトではサファリ(Safari)と伝えている。これをiPadでアクセスしているように設定すれば、(そもそもFlashプラグインの入っていない)iPad用に用意されたコンテンツが見られるというわけだ。
サファリを開き、メニューバーから[Safari]→[環境設定]の中の[詳細]タブで、一番下にある[メニューバーに“開発”メニューを表示]のボックスにチェックを入れる。すると、サファリのメニューバーに[開発]というメニューが表示される。
この[開発]の中にある[ユーザーエージェント]から[Safari iOS 5.1 – iPad]を選ぼう。
これで、iPad用に用意されたコンテンツを表示することができる。ただし、このとき表示されているものは、本来Flashで表示されているものとは違う可能性があるので気を付けよう。
またユーザーエージェントを変更しても、このように表示できないコンテンツも存在する。その場合は素直にFlashプラグインをインストールするしかない。