複数のファイルの情報を調べたいとき、すべて選択して「情報を見る」を実行してしまうと、一度に何枚ものウインドウが開き、煩わしいことこのうえない。
こんなときは、まずファイルを1つだけ選び、[コマンド]キー+[オプション]キー+[i]キーで情報ウインドウを表示させよう。そのウインドウを表示させたまま矢印キーやマウスカーソルで別のファイルを選択すると、ウインドウの内容が選んだファイルに応じて切り替わる。
これは「インスペクタ」と呼ばれる表示形式で、[オプション]キーを押しながらファインダの「ファイル」メニューを開いても表示されている。
また、このインスペクタのメリットとして、「選択した複数のファイル(フォルダ)の合計サイズ」がすぐに表示されるという点がある。外付けハードディスクに移動させるときなど、選択しているものの合計サイズがすぐにわかるのは便利だ。