最近の携帯電話などの液晶モニタは、高精細化と大型が著しいですね。そうすると、電車の中で使っているとのぞき込みが気になります。そこで、視野角を狭めるプライバシーフィルタを貼ってみました。まあ、それほど東京の人は周りに関心はないんでしょうが。
結果的に、周りを気にせずWEBページを見たりできるようになったのですが、プライバシーフィルタの原理は偏向フィルタの一種でして、ようするに非常に細かいスリットが生成されています。しかし、液晶の解像度が高すぎて画素ピッチよりスリットのほうが太いため、解像度が損なわれると同時にモアレが発生。せっかくのキレイな液晶モニタが台無しなのです…。高解像度対応のプライバシーフィルタが登場するのはいつの日でしょう？
そもそも、携帯デバイス向けの液晶パネルの視野角は、90度程度で十分であるという話なんですけど。
ちょっと分かりにくいけど、うっすらと見える斜線がモアレだ。