iPhoneで、Apple IntelligenceやいろんなAIツールを使いこなして、毎日の生活をもっとラクに、もっとスマートに、もっとワクワクに。iPhoneのAI活用テクニックを紹介する本連載。今回のテーマは、Apple Intelligenceを活用したショートカットについてです。
iOS 26で登場した、「ショートカット」のApple Intelligenceのアクション
病院の明細や荷物の送り状、買い物のレシートや領収書など、デジタル化が進んだ現代でも、まだ紙で受け取るものは少なくありません。きちんと保存している人もいる一方で、つい山積みにしてしまったり、受け取ってすぐ、あるいは一定期間が過ぎたあとに処分してしまったりする人も多いのではないでしょうか。
しかし、そのようにしていると、ふと「あれ、どこの病院だっけ? いつ送ったんだっけ? いくらだったっけ?」と思ったときに、確認に時間がかかったり、処分してしまってわからなくなることがあります。とはいえ、こうした事態を避けるために、紙の情報をいちいち書き留めたり、デジタル化して保存したりするのは面倒です。
そこでおすすめしたいのが、Apple Intelligenceの活用です。iPhoneに標準搭載されている「ショートカット」アプリにはiOS 26からApple Intelligenceのアクションが追加されており、これを使えば紙の書類を“撮るだけで記録する”仕組みを簡単に作れます。
具体的には、iPhoneのカメラで紙の書類を撮影したあと、「『写真』アプリから写真を取得」→「Apple Intelligenceでテキストを読み取り」→「必要な項目を『メモ』アプリに追加」というショートカットを作成しておけば、一連の作業をワンタップで実行できるのです。
撮った書類を「メモ」に自動記録するショートカットの作り方
では、実際のショートカットの作り方を解説していきます。対象にしたい書類は人によって異なりますが、ここでは買い物のレシートを例に説明します。
















プロンプトを自由に書き換えてアレンジしてみよう。活用法は無限大!
ショートカットが完成したら、あとは実行するだけです。iPhoneの「カメラ」アプリで写真を撮影したら、「ショートカット」アプリ上で作成したショートカットをタップしてみましょう。処理が開始され、プロンプトで指定した項目が抽出された形で新規メモが自動的に作成されます。実際に動作を体感すると、その便利さに気づくはずです。
毎回「ショートカット」アプリを起動するのが煩わしい場合は、ショートカットをホーム画面にアイコンとして追加しておくと便利です。
なお、今回紹介したショートカットは、ChatGPTへのプロンプトを書き換えることでさまざまなアレンジができます。たとえば、自動車の点検整備記録簿を対象にする場合は抽出項目に「作業内容」「使用部品名」を加えたり、処方箋を対象とする場合は「処方薬」を加えたりするとよいでしょう。
また、自分が管理しやすいように形でタイトルを出力させることも可能です。目的の出力結果を得るには、どのようなプロンプトを書けばよいか工夫することが重要。ここで示したのはあくまで一例なので、ご自身でいろいろ試してみてください。
ショートカットの利用手順とホーム画面への配置方法











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著者プロフィール
水川歩
1977年生まれ。編集者として勤め上げ、2021年からフリーランスに。"IT"をメインに活動しているが、プライベートはテクノロジーから離れ、釣りやキャンプ、登山など、自然に浸るアウトドアライフを送る。








