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Macのトラックパッドは、ファイルをドラッグして移動させるのが難しい…。3本指ドラッグをマスターしたら快適かも!

著者: 松山茂

Macのトラックパッドは、ファイルをドラッグして移動させるのが難しい…。3本指ドラッグをマスターしたら快適かも!

トラックパッドでファイルやフォルダを移動するには、選択した項目をクリックした状態(プレス状態)で、別の指を使ってドラッグする操作が基本です。しかし、トラックパッドに慣れていないとドラッグ操作の途中で指の力が緩んでしまい、目的の場所以外に移動してしまうこともあります。これは、移動中にドラッグする指を離したときに押していた指も緩んでしまい、トラックパッドを離した状態になってしまったことが原因です。

トラックパッドでのドラッグ操作に慣れない場合は、3本指を使ったドラッグ操作を試してみましょう。「システム設定」のアクセシビリティ設定で3本指を使ったドラッグを有効にすれば、トラックパッドを押さなくても選択したファイルやフォルダを3本指でスライドするだけでドラッグできます。ドラッグ操作の指がトラックパッドから一瞬離れても選択状態が保持されるので、移動距離が長くても途中でファイルを落とすことなく目的の場所までドラッグできるでしょう。

❶「システム設定」で[アクセシビリティ]を選び、[ポインタコントロール]→[トラックパッドオプション]をクリックします。
❷[ドラッグにトラックパッドを使用]をオンにしたら、[ドラッグ方法]のカテゴリで[3本指のドラッグ]を選択して[OK]をクリックしましょう。
❸選択した項目を3本指でドラッグできます。短時間であればトラックパッドから指を離しても選択した状態が続くので、離れた場所へのドラッグも簡単に行えます。

※この記事は『Mac Fan』2024年11月号に掲載されたものです。

著者プロフィール

松山茂

松山茂

東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

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