MacBook AirにiPhone 18 Pro、iPad Pro、Apple Watchと、毎日たくさんのデバイスを充電しながら仕事をしている筆者。地震や台風のニュースを見るたびに「停電したらMacもWi-Fiルーターも止まってしまう…」と不安になり、大容量のポータブル電源が気になっていました。とはいえ、2kWhクラスになると本体が大きく重くなりがちで、置き場所に困るのが悩みの種。そんな筆者のアンテナに引っかかったのが、DJI JAPANが10月28日より販売を開始したポータブル電源「DJI Power Auro 2000 Elite」です。価格は14万7400円。
DJI Power Auro 2000 Eliteは、最大2000Wの安定した出力を備えた、DJI史上最もコンパクトな2kWhポータブル電源です。カーチャージャー、MPPTソーラーモジュール、140W巻き取り式ケーブル、デュアルスマートSDCポートを1つの筐体に統合した、DJI初のオールインワン設計を採用しています。
さっそく詳細をチェックしてみましょう!
DJI Power Auro 2000 Eliteは、2kWhなのにコンパクト! 家電もしっかり動かせるパワフルさも魅力
大容量のポータブル電源は欲しいけれど、部屋の隅に置くには大きすぎる…。そんな人に注目してほしいのが、DJI Power Auro 2000 Eliteのコンパクトさです。
従来モデルの「DJI Power 2000」と比べて体積は24%小さく、重量も14%軽い約19kgに抑えられています。自宅の隅や車のトランクにも収めやすいのは助かりますね。ポートは一つの側面に集約されているため、縦置きでも横置きでも、すべての端子に簡単にアクセスできます。
出力は最大2000Wの純正弦波で、約2200Wまでの一部の家電製品にも給電可能です。純正弦波とは、家庭用コンセントと同じなめらかな波形の交流のことで、精密機器にも安心して使えるのが特徴。キャンプやコンテンツ制作、家庭のバックアップ、DIYまで幅広く対応し、日常的な100〜400Wの負荷に最適化された効率性も備えています。

コンセント、車、ソーラーの5通りで充電できる! 組み合わせ技も便利
ポータブル電源は、使いたいときに充電が切れていたら意味がありませんよね。DJI Power Auro 2000 Eliteは、5種類の充電方法に対応しています。
家庭用電源からは最大1440Wで充電でき、0%から80%までわずか85分。内蔵カーチャージャーを車のバッテリに直接つなげば、最短4時間で満充電にできます。
内蔵のMPPTモジュールを太陽光パネルに直接接続することも可能です。MPPTとは、太陽光パネルの発電効率が最大になるよう電圧と電流を自動調整する仕組みのこと。両方のSDCポートを同時に使えば最大1200Wの入力に対応し、約2.7時間で満充電になります。
さらに、それぞれ最大600Wのソーラーと車からの入力を同時に使えるほか、家庭用電源とソーラーまたは車を組み合わせ、最大合計2000Wで充電するインテリジェントハイブリッド充電にも対応。停電が長引いたときや車中泊のときにも心強いですね。

140W巻き取り式USB-Cケーブルが便利! DJIドローンの急速充電にも対応
ケーブルを探したり、絡まったケーブルをほどいたりするのって地味にストレスですよね。DJI Power Auro 2000 Eliteは、140WのUSB-C巻き取り式ケーブルを内蔵しています。
ケーブルは自動で伸縮して絡まりにくく収納でき、PD 3.1に対応したデバイスを最大140Wで充電可能。PD 3.1とは、USB-Cで最大240Wまでの給電を可能にするUSB Power Deliveryの規格です。MacBook AirやiPad Proはもちろん、より大きな電力を必要とするMacBook Proの充電にも頼れそう。ケーブル部分は取り替え可能なモジュールになっているので、メンテナンスも容易です。
デュアルSDCポートは、DJIドローンの急速充電や各種アクセサリー用のアダプターケーブルの接続に対応。「DJI Power 急速充電ケーブル(ドローン用)」と組み合わせると、「DJI Mavic 4 Pro」や「DJI Air 3」シリーズなどのインテリジェントフライトバッテリを最大240Wで急速充電でき、Air 3シリーズのバッテリなら10%から95%までわずか30分です。「DJI Matrice 4」シリーズのバッテリも10%から95%まで35分で充電できます。

長寿命のLFPセルと多重保護で安心! UPSモードで停電対策もバッチリ
大容量バッテリを家に置くなら、安全性はやっぱり気になりますよね。DJI Power Auro 2000 Eliteは、針刺し試験、衝撃試験、落下試験に合格したLFP(リン酸鉄リチウムイオン)セルを採用。6000サイクル後も容量の70%以上を保持し、日常的な使用で約10年間使える計算です。13個の温度センサーと40個の内蔵ヒューズを備えたBMS(バッテリ管理システム)が24時間状態を監視し、異常を検知すると自動で動作を一時停止します。
UPSモードでは、停電時に0.01秒以内でバッテリ電源へ切り替わり、重要な機器を守ってくれます。低負荷時の騒音は30dB未満なので、一晩中動かしても気になりません。刷新された「DJI Home」アプリから、電源ステータスの確認や急速充電モードへの切り替えも可能です。後日発売予定の拡張バッテリを使えば、最大12kWhまで容量を増やせます。
在宅で原稿を書くことが多い筆者にとって、作業中の停電でMacやWi-Fiルーターが止まるのは何よりの恐怖です。その点、UPSモードを備えたDJI Power Auro 2000 Eliteなら、自宅の仕事環境をまるごと守る頼もしい存在になってくれることでしょう。











