メニューバーから即選択
文字を組み合わせてさまざまな表情の顔を作り出す「顔文字」は、文字だけでは伝わりづらい微妙なニュアンスを伝える手段として古くから用いられています。最近は、macOSやiOSなどに用意されている「絵文字」を使う人が多いかもしれませんが、バリエーションの豊富さやユニークさ、そして何よりも「ゆるさ」で言えば、やはり従来の顔文字に軍配が上がりますよね。
Macで顔文字を効率よく入力する手段としては、システム環境設定の「キーボード」パネルにある[ユーザ辞書]によく使うものを登録して、タイプした「よみ」で変換する方法などがあるものの、登録作業が面倒なうえに設定した「よみ」を忘れてしまうことも多々あります。そこでオススメしたいのが「顔文字」ソフトです。
メニューバーに追加される「ω」アイコンをクリックすると、喜怒哀楽はもちろん、最近流行りの動物系やへた字系など、ユニークで実用的な顔文字がジャンルごとに表示されます。この中から使いたいものをクリックすると、クリップボードにコピーされる仕組みです。これなら、入力すべき「よみ」を覚える必要はありませんね。また、このウインドウは登録したショートカットキーでも開けますし、顔文字を選ぶだけで自動的に最前面のソフトにペーストしてくれる機能も用意しています。
ショートカットキーですぐに開ける
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「環境設定」の[ショートカットを入力]からキーの組み合わせを設定しておくと、メニューバーのアイコンをクリックしなくてもそのキーを押すだけで即座に顔文字選択ウインドウが開きます。
Mac固有の不要ファイルを作成しないようにしたい
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BlueHarvestで解決!
メタデータを自動削除
USBメモリやSDカード、NASなどにコピーしたフォルダをウィンドウズで開くと、Macのファインダ上では表示されなかった「.DS_Store」や「._」から始まるMac固有のファイル(メタデータ)が表示されてしまいます。これらはウィンドウズで不要なだけでなく、Mac上でも「ゼッタイ必要!」というものではありません。たとえば.DS_Storeは、フォルダを開いたときのウィンドウ位置などが記録されたものなので、削除しても特に問題はないんです。
でも、パソコンに詳しくないウィンドウズユーザがこのファイルを見たら、戸惑ってしまう可能性がありますよね。また、音楽プレーヤやカーナビなどに音楽ファイルを転送した場合に、これらの不要ファイルがトラブルの原因になることもありえます。そこでオススメしたいのが、こうしたメタデータを効率よく削除してくれる「ブルーハーベスト(BlueHarvest)」です。
マウントされたUSBメモリやSDカード、NASなどを監視して、それらにメタデータが作成されるとすぐに自動削除してくれます。確認メッセージすら出さずに削除してくれるので、意識することなくクリーンな状態を保てます。また、手動削除や指定した時刻の自動削除も可能。さらに、ウィンドウズ上で作られるメタデータ(「Thumbs.db」など)を削除する機能もあるので、ウィンドウズユーザとのやりとりが多い人にとっては重宝するでしょう!
ボリュームごとに動作を設定できる
USBメモリやSDカードなどをマウントした際の振る舞いを、ボリュームごとに設定可能。自動削除するファイル形式を指定して、Macを常にクリーンな状態に保つことができます。
こっちのソフトもいかが?
これは「.DS_Store」等の不可視ファイルを、好きなときにワンタッチで削除できるソフトです。[Choose Folder]で対象のフォルダを指定してから[Start Cleanup]をクリックすると、そのフォルダ内(内包するフォルダ含む)にある不可視アイテムが削除され、ボタン上にそのアイテム数が表示されます。ウィンドウズユーザに送るZipアーカイブを作成する前に、このソフトで事前にクリーンにしておくと親切です。
Mac App Store新着ソフト
注目の便利ソフトが盛りだくさん!
動画を指定した長さで分割する
動画共有サイトには、投稿する動画に時間制限が設けられている場合がありますよね。動画の尺が長くて投稿できない場合は、「Video Chopper」を使って動画ファイルを一定に分割してみてはいかがでしょうか。目的の動画ファイル選択後、切り出したい時間(秒)をスライダで指定すると、分割後のサムネイルが表示されます。それぞれを書き出すにはソフト内課金が必要です。
好きな文章でタイピング練習!
ーボードのタイピングを速くするには、とにかく練習あるのみです。でも、無意味な文章で練習するのは退屈ですよね。これは、お気に入りの文章で入力できるタイピング練習ソフト。好きな文章(英語)をウインドウにペースト後、表示された内容をタイプしていきます。間違えると文字が赤く変化。正答率や1分あたりの入力速度もわかります。残念ながら日本語の文章はうまく動作しません。
箱や画面上にイメージを自動生成
もしも、お気に入りの写真がソフトの箱やノートの表紙になったら…。そんなイメージを自動生成してくれるのがこの「Cover Maker」。箱の場合、上部、前面、側面にそれぞれ写真を指定すると、それらの写真を反映した箱が3D表示されます。また、スマホやタブレット、モニタ、テレビの画面に、好きな写真をハメ込んだイメージも生成可能。3D表示なので角度を自由に動かせるのが特徴です。ソフト内課金するとウォーターマークを非表示にできます。
大切な記念日を忘れがちな人へ
結婚記念日や大切な人の誕生日は絶対に忘れてはいけません。このソフトを使えば、重要なイベントまでの日数をデスクトップ上でカウントダウンしてくれるので、「プレゼントを買い忘れて大ヒンシュクを買った」といった悲劇を回避できます。複数のイベントを同時に表示でき、スタイルは3種類から選べるほか、背景色/テキスト色も好みに設定できます。イベントが近づくと通知してくれる機能も搭載しています。
復元できないようファイルを完全消去
他人に見られてはいけない大切なファイルは、いくらゴミ箱を空にしても、リカバリツールを使えば復元されてしまう可能性があります。「File Shredder Pro」は、ドラッグ&ドロップしたファイルやフォルダを、どんなリカバリソフトを使っても絶対に復元できないように消去できる“ファイルのシュレッダー”です。消去メソッドには、超強力な米国国防総省準拠方式DoD 5220.22-Mを用いています。
リンク文字の一部を楽にコピーする
SafariでWEBページ上の「リンク」になっているテキストの一部を選択できず、イライラした経験はありませんか? ドラッグしてもリンク全体をまとめて選択してしまうんですよね。これは、そんなリンクになっているテキストでも一部を楽に選択できるSafari機能拡張ソフト。カーソルをリンク上に置いたままショートカットキーを押すと、四角いフィールドに変化し、リンクの文字列を選択できます。
MacとiOSで楽しめる「早押しボタン」
パーティ等で「早押しクイズ」をする場合、挙手制だと誰が一番早かったのか正確にはわかりづらいですよね。「My Big Red Button」は、早押しクイズ向けのボタンを提供するソフトです。同じWi-Fi上にあるMacやiOSデバイス上で同ソフトを起動し、グループに参加したメンバーがボタンを押すと、押した順番と時間が表示されます。なお、同名のiOSアプリも有料(120円)です。
Safariに「タブを複製」機能を追加
WEBブラウジング中、今開いているタブの内容を残したまま、次のページに進みたいことってありませんか? Google ChromeやFirefoxだとタブの右クリックで「タブを複製」できますが、Safariには同様の機能はありません。そんなときに使えるのが、このSafari機能拡張ソフトです。ツールバーに表示されるボタンをクリックするか、ページ上を副ボタンクリックして[Duplicate Page]を選ぶと、タブを複製できます。
ボケた写真をシャープに補正する
写真の肝心な部分が手ブレやピンボケなどで判別できない場合、「Image Deblur」を使えば、その細部を再現できるかもしれません。これは、写真のモーションブラーやピンボケをシャープに補正できるソフトです。補正するボケの種類、ブレのアングルや長さなどをスライダで細かく設定できるほか、[Auto]ボタンをクリックすると、さまざまなパターンで自動調整したものをサムネイルから選べます。
MacのカメラでQRコードをスキャン
「QR Scan」は、Macのフロントカメラを使ってQRコードをスキャンするソフトです。[スキャン]ボタンをクリックして内蔵カメラの前にQRコードをかざすと、受け取ったテキストがウインドウに表示されます。[履歴]ボタンをクリックすると、それまでに受け取ったテキストを一覧できます。 iOSアプリ「QR Send」で作成した複数のQRコードの読み取りも可能です。
WEBページを「ダークモード」に変更
次のmacOS Mojaveには、インターフェイスを黒基調にする「ダークモード」の搭載が予定されています。ダークモードではSafariのツールバーやタブが暗くなりますが、WEBページの背景には反映されません。そこで使えるのが、WEBページの背景を暗くする機能拡張ソフト「Dark Mode for Safari」です。2種類の暗さが用意され、ツールバーから切り替えられます。特定のページで適用しない設定も可能です。