不要ファイルを削除してスッキリ!
「iBoostUp」は、システムのログやキャッシュ、ブラウザの履歴やクッキー、iOSアップデータ、クラッシュレポート、ゴミ箱内のファイルなどを一括削除できるツールです。このほか、ネットワークの最適化やWi-Fiのセキュリティ検証、ソフトの詳細情報、バッテリやストレージの使用状況、、さらにソフト内課金で古いファイルや重複ファイルの検索、ソフトの完全削除などの機能を追加できます。
起動可能なインストーラを簡単に作成
Macを内蔵ストレージから起動できない場合、USBメモリなどを起動ディスクとして使い、そこからmacOSをインストールすることが可能です。このソフトなら、起動可能なインストーラになるUSBメモリを数回のクリックで簡単に作成できます。ほかにも、S.M.A.R.T.監視や多くのメンテナンスソフトでは有料となっている「大きなファイル」「重複ファイル」の抽出・削除機能などを備えます。
無料メンテナンスツールの「ド定番」
Macを長い期間使っていると次第にシステムやファイル構造などが乱れ、パフォーマンスの低下を招くことがあります。メンテナンスツールの定番「Onyx」なら、日次、週次、月次の3種のメンテナンススクリプトを1クリックで実行できるほか、Sierraで廃止された「アクセス権の修復」、スポットライトの索引やメールボックスの再構築、各種キャッシュやログファイルの削除などを手軽に行えます。
Macアップストアで一番人気!
「ライトクリーナー」は、Macアップストアの有料カテゴリで常に上位にランクインしている、人気のメンテナンスツールです。指定した容量より大きいファイルや重複ファイルを抽出し、選んだ項目をまとめてゴミ箱に移動できるので、不要ファイルを手動で探して削除するより効率よくストレージの大掃除ができます。また、ソフトをアンインストールしたあとでストレージに残る不要な関連項目を削除する機能もあります。
指定した期間より古いファイルを抽出&削除
使わなくなった「古いファイル」がストレージを圧迫すると、Macの動作が遅くなる原因にもなるので早めに削除したいところ。でも、 深い階層のフォルダの奥底に眠る古いファイルを手作業を見つけ出すのは面倒ですよね。このソフトを使えば、指定したフォルダ内(サブフォルダを含むすべてのフォルダ)から、指定した期間(月数)よりも古いファイルを抽出し、簡単に削除できます。サイズや日付での並び替えも可能です。
ストレージのムダ使いを極力なくそう
さまざまな不要項目を簡単に削除できるツールです。使わくなったソフトを関連ファイルと一緒にアンインストールできるほか、システム環境設定パネルや各種プラグイン、ダッシュボードウィジェット、スクリーンセーバー、iOSのアップデータやバックアップ、空のフォルダなどを抽出して削除したり、ソフトに含まれる不要な言語リソースを削除してストレージのムダな消費を抑えることができます。
メニューバーからトラブルの原因を見つける
メニューバーからシステム情報の表示、メモリ解放、不可視ファイル表示、バッテリ状況や冷却ファン回転数の表示、DNSキャッシュの消去、ログイン項目の削除、すべてのボリュームのイジェクトなどが行えるソフトです。問題を引き起こす可能性のあるファイルを見つけたり、システムのログや関連ファイルの変更履歴をチェックできるので、Macにトラブルが発生した場合の原因究明にも役立ちます。
フォルダのサイズ感をグラフィカルに表示
SSDの空き容量不足はMacの動作が遅くなる原因の1つです。この問題を解消するには、巨大なファイルを外付けストレージなどへ移動するのが効果的です。「DaisyDisk」は、ボリュームやフォルダの中身をグラフィカルに表示するソフトです。フォルダの容量がグラフのマス目になっているので、サイズ感がひと目でわかります。左下端に削除したい項目をドラッグ&ドロップで登録し、一括削除できます。
間違えて削除してしまったファイルを復元
EaseUS Data Recovery Wizard for Mac Free
【開発】EaseUS Software
【価格】無料
本記事では、さまざまなメンテナンスソフトを紹介しました。主にストレージをお掃除するソフトだったのですが、万が一、誤って必要なファイルを削除してしまうリスクがあります。その場合は、このソフトを試してください。サルベージできるかもしれません。ファイルの種類とボリュームを選んでスキャンすると、復元可能なファイルがリストアップされます。お目当てのファイルが見つかった場合、指定した場所に復元できます。2GBまで無料で復元できます。
ネットでよく見みる「MacKeeper」ってインストールしていいの?
Macでネットを見ていると、突然「ウイルスに感染している」という趣旨の警告メッセージが表示された経験はないでしょうか? 驚いて[削除]ボタンなどをクリックすると、ソフトのダウンロード画面が開いて、言われるがままインストールしそうになります。実はWEBブラウズだけでウイルス感染を検知することはセキュリティソフトを稼働していない限りあり得ません。この警告はまったくのデタラメであり、単にソフトをインストールさせることを狙ったものなので無視してください。
このマーケティング手法で有名なのが「MacKeeper」というソフトです。これ自体は多機能なメンテナンスソフトですが、ユーザの恐怖心を煽るマーケティング手法に加え、しきりに課金が要求されたり、無料を謳っていながらユーザ登録しないと使いものにならないなど、何かと不評を買っています。うっかりインストールしてしまい、今後も使わないという方は、ソフトのアイコンをゴミ箱にドラッグ&ドロップし、表示されるウィンドウで 「MacKeeperをアンインストールする」をクリックしましょう。ただし、これだけでは完全にアンインストールできない場合は、このページで紹介した「FastTasks 2」を使えば完全に削除できます。
「MacKeeper」の画面。すべて「深刻」と診断されましたが、修復するにはユーザ登録が必要とのこと。
上で紹介した「FastTasks 2」には、MacKeeperなどの問題のあるプログラムを検知し、削除する機能があります。
【まめソフト】
「OnyX」には各種メンテナンス機能のほか、macOSのさまざまなオプション設定(隠し機能)を利用できます。たとえば、ダイアログの表示速度、スクリーンセーバの壁紙表示、スクリーンショットの形式変更、ドックの隠しエフェクトなどが利用できます。
【まめソフト】
「FastTasks 2」には、MacKeeperなど問題のあるソフト(関連項目を含む)を検知する機能があります。メニューバーのアイコンから「Analyze]を選び、リストから項目を選んで右上の[DEL…]ボタンをクリックすると削除できます