本日10月29日、東京・秋葉原で「FileMaker カンファレンス 2010」というイベントが開催されたので行ってきました。FileMakerの最新情報がわかるトークセッションはもちろん、さまざまな企業ブースの出展を見ると、FileMakerファミリーでどんなことが可能になるのかがよくわかります。例えばiPadでお客さんに見せるヘアカタログデータベースを作っている企業があったり…。
日本でのFileMakerカンファレンスは今年で2年目。昨年も見にいきましたが、今年の特徴はなんといってもiPad、iPhoneの話題が盛り上がっていることでしょう。
今年の9月に「FileMaker Go」というiPhone/iPadアプリがリリースされましたが、このアプリをどのように活かしていくか、さまざまな事例や取り組みを見ることができました。
動物のお医者さん用に持ち運べる電子カルテを作っている企業があったり、美容室内で利用できるヘアカタログデータベースを作っている企業があったり（僕の奥さんが美容師なので個人的にも興味を持ちました。こういうのがあるお店は流行りそう！）。
ファイルメーカー・プロのデータベースをそのまま持ち運べる点や、iPadで手軽に人に魅せることができる点などさまざまなメリットがあり、データベースの運用に新しい可能性を生み出してくれそうです。
そんな「FileMaker Go」ですが、今日のオープニングスピーチで興味深い発言がありました。米ファイルメーカー社のシステムエンジニア、マシュー・オ・デル氏によると、近々FileMaker Goのインターフェイスが日本語化するようです。期日は明らかになっていませんが、日本語によりとっつきやすくなり、使用人口もさらに増えるのではないでしょうか。
最後に一件。
現在Mac Fanでは、「FileMaker Go 活用事例＆アイデア アンケート」というのを実施しています。いろいろと新しい活用ができそうなFileMaker Goですが、みなさんが具体的にどんなことに利用しているか、または利用したいと考えているかを尋ねるアンケートです。
興味深い事例または活用アイデアを投稿してくださった方には、「Mac Fanの半年間無料購読権」も贈呈します。ぜひ皆様の声をお聞かせください！