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掲載日：2025年4月4日

iPhoneを使い始める前の必須設定項目のおさらい／今さら聞けないiPhoneの基本

著者：中臺さや香

iPhoneを使い始める前の必須設定項目のおさらい／今さら聞けないiPhoneの基本

目次

iPhoneを購入したら、使い始める前にいくつかの設定が必要です。通信キャリアのショップなどで初期設定をしていない場合は、iPhoneの画面に「こんにちは」と表示されます。一方、すでに初期設定が完了している状態でiPhoneを受け取っている場合、電源を入れるとロック画面が表示されます。

この記事では、電源を入れるとロック画面が表示される場合の初期設定の手順を解説します。もし、iPhoneの画面に「こんにちは」と表示されている場合は、こちらの記事をご覧ください。

楽しいiPhoneライフはすぐそこです！

※この記事は『Mac Fan 2024年11月号特別付録』に掲載されたものです。

キーボードを設定しよう！

①店頭で最低限の初期設定を済ませている場合は、電源を入れるとロック画面が表示されます。パスコードを設定済みの場合はロックを解除し、ホーム画面が表示されたら「設定」アプリをタップして起動しましょう。

②まず、iPhoneで文字入力する際に必要なキーボードの設定からはじめましょう。「設定」アプリ→［一般］→［キーボード］と進むと、言語選択など、キーボードに関する各種設定を行えます。

③文章に誤りがあった際に正してくれる［自動修正］や、適切な位置に句読点を打ってくれる［スマート句読点］など、必要に応じて使いたい機能をオンにしましょう。

④手順❷で［キーボード］をタップすると、現在利用できるキーボードの種類を確認できます。［新しいキーボードを追加］をタップすれば、ほかの言語のキーボードを追加することが可能です。

⑤iPhoneをWi-Fi環境下で利用する場合は、「設定」アプリ→［Wi-Fi］をタップして、［Wi-Fi］のスイッチをオンにしましょう。そのあと、利用するWi-Fiを［ネットワーク］の一覧から選びましょう。

⑥手順②で［キーボード］をタップすると、現在利用できるキーボードの種類を確認できます。［新しいキーボードを追加］をタップすれば、ほかの言語のキーボードを追加することが可能です。

位置情報サービスの設定をしよう

⑦続いて「位置情報サービス」を設定しましょう。「天気」や「マップ」などのアプリを利用する際、現在地に基づいた正確性の高い情報を取得できるようになります。「設定」アプリ→［プライバシーとセキュリティ］→［位置情報サービス］でオン／オフを切り替えられます。

⑧手順⑦の画面下部からは、アプリごとに位置情報の利用の許可を設定できます。［しない］［次回または共有時に確認］［このアプリの使用中］［常に］から選びましょう。

⑨手順⑦の［位置情報を共有］からは、［iPhoneを探す］機能のオン／オフを切り替えられます。「探す」アプリ上で、このiPhoneの場所を把握できるようになるので、基本的には設定するのがおすすめです。

Face IDかTouch IDを登録しよう！

⑩「Face ID」を登録すると、iPhoneのロック解除やアプリの購入を顔認証で行えます。「設定」アプリ→［Face IDとパスコード］→［Face IDをセットアップ］と進み、Face IDを登録しましょう。

（11）［開始］をタップするとカメラが起動するので、表示される枠内に顔が収まるようにiPhoneを構え、円を描くように頭を動かしましょう。顔のさまざまな角度から映し撮ることで、顔が登録されます。

（12）iPhone 12シリーズ以降のモデルでは、マスク着用時のFace IDも設定できます。

（13）ホームボタンがあるiPhone の場合は、Touch ID（指紋認証）を登録しましょう。「設定」アプリ→［Touch IDとパスコード］→［指紋を追加］をタップし、画面の指示に従ってホームボタンを何度かタッチすれば指紋が登録されます。複数の指を登録可能です。

（14）Face IDやTouch IDの設定を済ませておけば、iPhoneのロック解除だけでなく、iTunes／App Storeでの決済、ウォレットとApple Payの利用、パスワードの自動入力を指紋認証で認証できます。「設定」アプリ→［Face ID（Touch ID）とパスコード］の［Face ID（Touch ID）を使用］欄で、利用したい機能のスイッチをそれぞれオンにしておきましょう。

（15）Face IDやTouch IDを設定すると、同時にパスコードの設定も求められます。設定したパスコードをあとから変更するには「設定」アプリ→［Face ID（Touch ID）とパスコード］→［パスコードを変更］をタップしましょう。

Apple Accountを登録しよう！

（16）Apple Accountは、iCloudの利用やアプリの購入など、Appleデバイスを使用するなら必須のアカウントです。「設定」アプリ→［Apple Account］→［Apple Accountをお持ちでない場合］と進み、名前と生年月日を入力しましょう。

（17）メールアドレスを入力して登録します。［メールアドレスを持っていない場合］からは、メールアドレスを新規登録することも可能です。

（18）続いてApple Accountのパスワードになる任意の文字列を決定し、［パスワード］と［確認］の2箇所に同じものを入力します。

（19）Apple Accountのセキュリティ向上のため、サインインする際は本人確認用の「コード」が必要です。そのコードはSMS（ショートメッセージ）か音声通話で届くので、受け取るための電話番号を設定しましょう。

（20）登録を終えると、「設定」アプリの最上部にApple Accountのアカウント名が表示されます。タップして詳細を見てみましょう。

（21）設定した氏名や生年月日を確認できる［個人情報］などが並んでいます。［iCloud］ではストレージの使用状況などを確認できます。タップしてみましょう。

請求先情報を登録しよう！

（22）各アプリごとのストレージの使用状況などを確認できます。たとえば、「iCloudに保存済み」の［写真］を見ると、現在「写真」アプリに写真が何枚保存されているかをチェックすることが可能です。

（23）有料アプリなどを購入するときは、請求先情報の入力が必要です。手順21の画面下部からApple Accountをタップし、［メディアと購入］をタップ。［アカウントを表示］→［お支払い方法を管理］と進みましょう。

（24）［お支払い方法を追加］をタップし、カード情報や請求先の情報を入力しましょう。これで有料アプリなどを購入できるようになります。

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著者プロフィール

中臺さや香

Mac Fan編集部所属。英日翻訳職を経て、編集部へジョインしました。趣味はピアノを弾くこと、読書、最新のガジェットを触ること。月に一度、Appleに関する最新情報を生配信で解説している「Mac Fan News」も見にきてください！

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