寒い日が続いていますが、体調を崩されていないでしょうか? 私はといえば、昨年末に体調を崩してしまい病院へ行きました。そのとき、普段飲んでいる薬の名前を思い出せずにオロオロしたり、薬局の混雑にウンザリしたり、お薬手帳を忘れてしまったり…と、もう散々な思い出です。
そんな矢先に出会ったのが、今回ご紹介する「お薬手帳」というアプリ。このアプリを使えば、服用している薬の管理はもちろんのこと、iPhoneから直接処方箋を薬局へ送れるので、薬局での待ち時間を短縮できるんです。
さらに、服用している薬と市販薬の飲み合わせを確認することも可能! さっそく便利な機能とその使い方を解説しましょう。
まずは「お薬手帳」をインストールしましょう。そして、マイナンバーカードを連係すると、過去の服薬データや予防接種の履歴を自動で取り込んだり、これから処方される薬のデータを自動反映させたりできるので、必要に応じて「マイナポータル」アプリを併せてインストールしておきましょう。そうすることで、マイナンバーカードを読み込む準備も整います。
もちろん、マイナンバーカードを使わなくても、手動で薬の情報を入力して利用することもできるので、ご安心ください。






iPhoneの「お薬手帳」アプリで、服用中の薬との飲み合わせをチェックしよう!
まずは、飲み合わせのチェック機能について解説しましょう。アプリを開いたら、画面左下の[ホーム]→[飲み合わせチェック]をタップ。すると、服用中のお薬一覧が表示されます(マイナンバーカードを登録していない場合は、表示されません)。
もし薬が登録されていなければ、[+服薬中のお薬を追加]を選んで入力しましょう。
その後、画面下部の[飲み合わせをチェックする]をタップすれば準備完了! [お薬名で入力]を選びましょう。



続いて、服用中の薬と市販薬との飲み合わせを確認したい場合は[市販薬を追加]をタップ。すると、JANコードを読み取るためのカメラが起動するので、もし薬の箱が手元にある場合は、カメラで読み込ませましょう。
箱がない場合は、画面右上の[直接入力]をタップし、検索窓に薬名を入力し、候補の中から該当のものを選択すればOKです。



すると、すぐに薬の飲み合わせが診断されるので、安心して薬を併用できます。

薬局での待ち時間を、iPhoneの「お薬手帳」アプリで短縮する!
続いて、薬局を予約する方法をご紹介します。この機能を使えば、薬局にあらかじめアプリから処方箋を送れるので、薬局での待ち時間を短縮することができます。
手順はとても簡単で、アプリの「ホーム」タブ→[薬局を探す]と進みます。続いて、赤枠で囲んだ[フリーワードで検索]という箇所をタップ。そしてフリーワード検索画面で、赤枠❶に地名を入力し、[調剤予約(❷)]をタップし、[検索(❸)]をタップしましょう。



すると、処方箋を送れる薬局が一覧できるので、行きたい薬局の[予約する]をタップ。次の画面で、処方箋の写真を撮影します。



ジェネリックの希望の有無や、事前に薬局に伝えたいことも入力できるので、適宜入力し、最後に[同意して次へ]をタップすればOK。あとは、時間になったら薬局へ薬を取りに行きましょう。



「お薬手帳」アプリでは、ほかにも、予防接種の記録や、家族の服薬情報の管理なども行えます。寒い季節、体調管理がますます重要になる今、ぜひ試してみてくださいね!
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著者プロフィール

中臺さや香
Mac Fan編集部所属。英日翻訳職を経て、編集部へジョインしました。趣味はピアノを弾くこと、読書、最新のガジェットを触ること。月に一度、Appleに関する最新情報を生配信で解説している「Mac Fan News」も見にきてください!