アートに興味はあるけれど、何から始めればいいのかわからない! あるいは、美術作品の背景や、そこに込められた物語をもっと知りたい! そんなあなたにぜひおすすめしたいのが、アート好きの心をくすぐるアプリ「DailyArt」です。
このアプリでは、1日1点、2分ほどで読める解説文と一緒にアートがアプリ上に届き、美術史を楽しく学ぶことができます。絵画はもちろんのこと、陶器や民芸品といった幅広いジャンルの作品も登場し、知識が自然と広がっていく楽しさが味わえるのがうれしいポイント。さらに、作家やジャンル、美術館ごとに検索ができるので、ちょっとした美術館巡り気分も味わえます。さっそく、アプリの使い方と注目機能を解説しましょう。
1日1点2分だから、気軽に楽しめる!
アプリの使い方はとても簡単。アプリを起動し、画面左下の[DailyArt]をタップ。すると、その日分の作品を鑑賞できます。12月21日冬至の日にアプリを使ったところ、雪がテーマの冬らしい作品がピックアップされていました。
画面を下にスクロールしていくと、作品の解説が2分ほどで読める長さで丁寧に書かれています。この解説がまた絶妙で、知りたかったことをしっかり教えてくれるのに、読み終えた後は「もっと知りたい!」という気持ちにさせてくれるんです。さらに下にスクロールしていくと、作品が所蔵されている美術館や作品のジャンルが表示されています。その下には[さらに見る]という欄があり、そこでは、類似の作品にアクセスすることができます。
また、同ページ内の作者名の箇所をタップすると、作者のバイオグラフィーやほかに手がけた作品、また作者の作新が保管されている美術館を確認することができます。バイオグラフィーは、本文をタップすると日本語に翻訳できるので安心です。
特集記事や検索機能で、美術への興味がグッと広がる!
このアプリの魅力は、[DailyArt]だけにとどまりません。[発見する]では、注目の特集やオススメ作品がピックアップされ、美術の世界に新たな扉を開いてくれます。[検索]では作品やアーティスト、美術館、ジャンルなどで作品を検索することが可能です。また、月額800円のサブスクリプションに加入すれば、気に入った作品を[お気に入り]に追加し、あとで見返すことができます。
個人的にお気に入りなのが、その美しいウィジェットです。3枚の作品が並んだウィジェットは、まるでステンドグラスのようで、iPhoneをロック解除するたびに、つい見入ってしまいます。ウィジェットは5種類から選べるので、自分好みのデザインを選んで配置するのも楽しいです。しかも、ウィジェット内の作品をタップすれば、すぐにその作品のページに飛べるという便利さ。アートが日常の一部になる感覚を味わえます。
アートに親しむきっかけとして、これ以上ないほど手軽で楽しい「DailyArt」。ちょっとした空き時間に美術館を訪れたような気分を味わいながら、心豊かなひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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著者プロフィール
中臺さや香
Mac Fan編集部所属。英日翻訳職を経て、編集部へジョインしました。趣味はピアノを弾くこと、読書、最新のガジェットを触ること。月に一度、Appleに関する最新情報を生配信で解説している「Mac Fan News」も見にきてください!