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ミニカーや電卓、ワインまで!? 編集部蔵出し「激レアAppleグッズ」(前編)

著者: Mac Fan編集部

ミニカーや電卓、ワインまで!? 編集部蔵出し「激レアAppleグッズ」(前編)

何をやってもロジカルで、洗練されていて、かっこいい今のApple。もちろん、今でもAppleを愛しているけれど、なんだか心のウキウキが最近足りない…。

まだAppleが売れていない時代に、Appleの動きに一喜一憂したあの頃が懐かしい。古くからのAppleを知る人ほど、そんな風に感じてしまうことが多いかもしれません。

そこで、たまには昔の話を。今では物珍しい“林檎印”のアレコレを集めてみました。

記憶が定かではなく、いつどこで手に入れた何なのか? がわからないものが多数ですが、New Apple Fanは驚きの眼差しで、Old Apple Fanは笑顔かやや涙目で昔を振り返ってください(数が多いので前後編でお届け!)。

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01.6色ロゴの特大マウスパッド

トラックパッド、マルチタッチスクリーン、Touch Barのはるか前、もちろんMacの操作はマウスが主流。1ボタンの角マウスが似合いました。

02.味は未確認! 幻のApple Computerワイン

ラベルには「Special Thanks from Apple Japan,Inc 1993 Eire Ban」と。「Eire Ban」はぶどうの品種のようです。

【コレクターのひとこと】

Apple Computer(現Apple Japan)に関わる品であることは間違いないのですが、入手したときの記憶がまったくありません。もしこのワインが、1993年に配られたものだとしたら、ジョン・スカリーのあとを受けて社長になったマイケル・スピンドラーの時代。Appleの業績がかなり悪化していて、身売り話が頻繁に出ていた頃…。どなたか同じ物を持っている方がいれば情報をください。ちなみに、ワインは未開封ですが、保存状態は非常に悪く、おそらく中身はもうワインと呼べるものではないでしょう。(元編集部員)

03.ポップなカラーが印象的なトライアングルキーホルダー

赤、緑、黄色のカラーが目を引く三角形のキーホルダー。

04.ベージュカラーが懐かしいバッグ用ネームタグ

背面に、NAME、ADDRESS、CITY、STATE、ZIP、TELEPHONEと書かれたネームタグ。

05.金色に輝くベルトバックル

Apple IIの先進性に目をつけ、それを日本に紹介したApple Computerの日本総代理店・イーエスディラボラトリ(ESD)。当時、米国のフェアで販売されていたゴールドのベルトバックルです。

06.レタリングが素敵なLisaのピンバッジ

初代Macintosh登場前の1983年にリリースされたLisa。このピンバッジ(ピンズ)は、Lisaの日本での発売を記念して、ESDが購入者に配ったもの。

07.これも本当の“Apple Watch”

ノベルティグッズやコレクションアイテムとして提供されていた、知る人ぞ知るAppleの時計。

【コレクターのひとこと】

1995年に当時の最新OS「Mac OS 7.5」のプロモーション用に作られた時計だったと思います。レインボーロゴと、ポップな針のデザインがとてもステキで、個人的には今のApple Watchよりもデザインがいいと思います。(元編集部員)

08.虹色の林檎の巨大ステッカー

Apple II購入者に配られたApple Computerのステッカー。サイズはなんと32cm×35cm。

【コレクターのひとこと】

“こんなに大きなステッカーは貴重です。当時、あまりに大きすぎて、貼る場所に悩んだことを覚えています。どうやらそのまま忘れていたようで、押入れから出てきました” (松木英一)

09.Apple勤続10年表彰を讃えるガラスオブジェ

高級感あふれるガラスオブジェは、勤続10年を表彰してApple社員に配られたもの。通常よりも光の反射性に優れた特別なガラスで作られており、強力なウォータージェットとコンピュータ制御されたミリングマシンがAppleロゴを正確にくり抜くために使われています。書類にはTim Cook CEOのサインも。

【コレクターのひとこと】

とにかくガラスがキラキラと光る美しいガラスに、Appleの社員に対する愛情とものづくりへのこだわりを感じます。誰もAppleで働いたことがないのに、なぜ編集部にあるかは不明です。(編集部)

10.“想いをカタチへ、夢を現実に”缶バッジ

“Give Your dreams a Chance”は、1997年頃にAppleが使っていた広告コピー。同名のVHSテープが一部のユーザに配られたこともあります。

11.あのマスコットが懐かしい“Moof ”ビール瓶

1996年に開催されたAppleのWWDC(世界開発者会議)で配布されたビール瓶。旧Mac OSのプリンタダイアログなどに登場した“Moof”(ムーフ)があしらわれています。

【コレクターのひとこと】

その頃は毎年WWDCに足を運んでいました。当時のビアバッシュ(アップルキャンパスに移動して開かれたビアパーティ)で配布されたものです。私は普段お酒は飲まないのですが、このビール瓶はしっかりと持ち帰っていました。(大谷和利

12.純正オンラインサービス「e-World」のステッカー

Appleが1994年から1996年にかけて提供していたパソコン通信サービスのe-World。ニュースはニューススタンド、データベースは図書館、電子メールは郵便局と、各種サービスを建物に見立てたシムシティのようなGUIが特徴でした。

13.Porsche 935 K3 Apple Computer 1/43スケールのミニカー

1980年に開催されたル・マンの24時間耐久レースで、Apple ComputerがスポンサーとなったPorscheが疾走。このレーシングモデルをフジミ模型が精巧に再現しています。ホワイトカラーをベースとした6色のカラーリングが鮮やかです。

【コレクターのひとこと】

ハーネス、ダクト、スイッチ類も妥協なく再現されています。この車が走る様子はYouTubeで今でも見ることができます。斬新なカラーリングがレース上で一際目立っていますので、ぜひご覧ください。(松山茂

14.Welcome to Macintoshバッジ

日本で開催されたこともあるMacの祭典「Macworld」で配られていたバッジ。“Welcome to Macintosh”の下には、「ふたりで行くと、もっと楽しい ふたりで触れると、もっと面白い」というコピーが。

15.キヤノン時代のクリアファイル

昔、キヤノン販売がApple製品の国内総代理店だったのは有名な話。そのときにノベルティとして配られたクリアファイル。Authorized Distributerとして、キヤノンのロゴが入っています。

16.レトロでオシャレな電卓

Appleがキヤノンの電卓事業部とコラボして作ったもののよう。ボタン電池なので分解して交換すればずっと使えそう。

17.今のAppleデザイン風ボールペン&ノート

シルバーとブラックの金属製ボールペンと、ブラックのカバーにさりげなくAppleロゴのあるノート。ボールペンはBettoni製。

18.重厚なスチール製“MoMA”キーリング

AppleとMoMA(ニューヨーク近代美術館)と共同して作ったと思われるキーリング。2005年に発売。

19.赤色がなぜか消えた! Appleロゴ入りマグカップ

昔、Apple製品に力を入れていたESDのブースで購入したもの。なぜか林檎の赤色部分が消えてしまっています…。

20.6色リンゴが印象的なキーホルダー

昔のAppleロゴをあしらったシンプルなキーホルダー。

※本記事は『Mac Fan』2018年1月号に掲載されたものです。