Vlogカムの王者とも言えるOsmo Pocket 3(通称オズポケ3)。2023年の発売以来、その地位を欲しいままにしてきたオズポケ3ですが、ついに、ついに後継機が登場します。来るぞ、Osmo Pocket 4が!
Osmo Pocket 4、ついに登場。オズポケ3愛用者が比較&実機レビュー
日常を動画で残しておきたい。旅行の思い出を美しい映像に編集したい。スマホもいいけれど、もっと良い画質で動画撮影したい。でも、ミラーレス一眼のように重くてかさばる機材は嫌。何かいいカメラはない?
そんなふうに聞かれたとき、筆者がこれまで真っ先におすすめしていたのがOsmo Pocket 3でした。その名のとおり、ポケットに入るレベルのコンパクトさながら、ミラーレス一眼に迫る高画質を誇り、歩きながらでもブレることなくなめらかに撮影できる驚異のジンバル性能を備えています。
そんなOsmo Pocket 3ですが、発売から約2年半。そろそろ新モデルが出てくるのでは…と期待していた人も多いのではないでしょうか。
出ます! 2026年4月22日(水)、ついにOsmo Pocket 4が発売されます! しかも予約受付は本日から!
(1)Osmo Pocket 4 スタンダードコンボ:7万9200円
(2)Osmo Pocket 4 クリエイターコンボ:9万9880円
(3)Osmo Pocket 4 エッセンシャルコンボ:7万7660円
今回、Osmo Pocket 4(オズポケ4)を先行でお借りしました。Osmo Pocket 3ユーザである筆者が、前モデルとの比較なども含め詳細レビューをお届けします。

Osmo Pocket 4の進化ポイントまとめ。撮影中のロスレスズーム、ストレージ内蔵がうれしい!
まず、Osmo Pocket 4は何が進化したのかをざっくりまとめます。ぜんぶ書き出しているときりがないので、主要な進化点をピックアップしました。かなりアップグレードされていることがわかります。
主なスペック比較表

Vlogや旅動画がメインの筆者にとって特にうれしいのは、2倍ロスレスズームが撮影中でも行えるようになったこと。Osmo Pocket 3では、アップデートで追加された機能だったこともあってか、撮影前に設定する必要があったのです(撮影中にできるのは画質が落ちるデジタルズームのみ)。
また、内蔵ストレージが107GBも用意されているのは、はじめて買う人にもうれしい仕様です。Osmo Pocket 3は内蔵ストレージ自体がなく、microSDカードが必須でした。

筆者は、基本的にデフォルトのカラー設定で撮影をしています。しかし、フィルムトーンは面白い機能だと感じました。要するにフィルタですが、おしゃれで使いやすいものがそろっています。適用量を30%から100%まで選べるのもナイスな仕様ですね。

逆に変わっていないのがレンズです。Osmo Pocket 3と同じく35mm換算で焦点距離20mmの広角レンズを採用。F値も2.0、最短撮影距離も20cmのままでした。個人的には18mmくらいに広がると、より複数人でのセルフィがやりやすくなったかなと思います。
ただ、各種アクセサリが付属するクリエイターコンボを購入すれば、Osmo Pocket 3と同様、換算15mm程度まで画角が広がる外付け超広角レンズが手に入ります。
外観デザインはほぼ踏襲するも、“隠しボタン”を搭載。利便性を底上げする!
次に、Osmo Pocket 4の外観の変化を見ていきます。見た目はOsmo Pocket 3とそれほど変わりません。ほんのちょっとOsmo Pocket 4のほうが重くて大きいですが、誤差レベル。すでに完成された製品なので、これはむしろ好印象でした。

ただ、明確に異なる点が一つあります。それは、2つのボタンが新設されたこと。

左のボタンはズーム切り替えボタン。1回押すと2倍ズーム、2回連続で押すと4倍ズームに切り替え可能です。また、どのズーム域からでも、ボタンを1回押すことで1倍の画角に戻ります。
わざわざズーム用にボタンを用意していることからも、Osmo Pocket 4がズーム機能を推していることがわかりますね。確かに、20mmだけでなく、40mmの画角を使えるのは非常に便利。ちなみに、4倍ズームは画質がかなり落ちます。個人的には、あまり出番がなさそうです。
なお、右側はカスタムボタンになっていて、好きな機能を割り当てられます。しかも、1回押しだけでなく、2回、3回押しにも機能を割り当てられるため、思った以上に操作性の向上が実感できます。個人的にはもっと写真も撮りたいので、写真/動画の切り替えを割り当てるのが便利に感じました。

補助ライトほかアクセサリを磁力吸着! マグネット搭載で広がる拡張性
ジョイスティックも新しくなっています。Osmo Pocket 3のジョイスティックよりも指がかりがよくなり、倒せる角度も少し深くなっているように思います。ジョイスティックは使用頻度が高いので、この改善は大歓迎です。
それ以外だと、ジンバルカメラの背面部分がマグネットに変更。クリエイターコンボに同梱される補助ライトといったアクセサリが取り付け可能になりました。
補助ライトをOsmo Pocket 4につけるだけで前方を照らせるため、明暗差があったり、顔に影が落ちたりする場面などで役に立ちます。光量がかなり強いので場所は選びそうですが、ポケットに忍ばせておくと便利そうですね。



また、個人的にうれしかったのが起動と終了時間の短縮です。わずかですが、確実にOsmo Pocket 4のほうが速くなっていると感じました。Osmo Pocket 3では起動にやや時間がかかり、とっさの場面で撮影が間に合わないことが少なくなかったのです。これはOsmo Pocket 4の大きな魅力といえます。
Osmo Pocket 4の画質はいかに? オズポケ3と同環境で撮り比べて検証
では、気になる画質の進化を見ていきましょう。
実際に同じシチュエーションで動画を撮影したのでご覧ください。ホワイトバランスや露出はすべてオートで撮影しています。
動画①:Osmo Pocket 4と3の画質を比較
メーカーによると、Osmo Pocket 4はOsmo Pocket 3と同じ1インチのイメージセンサながら、14段ダイナミックレンジを実現した新開発のセンサを搭載しているとのこと。
確かに、比較するとOsmo Pocket 4のほうが色が深く、白っぽさが抑えられている気がします。…が、人によってはそこまで大きな違いと感じないかもしれません。そもそもOsmo Pocket 3はかなりの高画質なのですから。むしろ、改めて感心させられました。
一方、色味はかなり変わった印象です。ホワイトバランスの取り方が少し変わったのかもしれません。ここは好みですが、Osmo Pocket 4になって、ちょっとコッテリしたと感じます。
動画②:Osmo Pocket 4でVlogを撮影
いろいろなシチュエーションで動画を撮ってみました。設定はすべてオート、フィルムトーンも使っていない素の映像です。
大ヒットモデルの根幹を引き継ぎ、着実な進化。Osmo Pocket 4は買いでしょ!
数週間使ってみて、Osmo Pocket 4はOsmo Pocket 3の正当進化版だと感じました。個人的には、特に「起動・終了時間の短縮」「ジョイスティックのリニューアル」「フィルムトーン」「二つのボタンの新設」「撮影中の2倍ロスレスズーム」「補助ライト」を魅力に感じています。
一方で、根本的なコンセプトや特徴は変わっていません。Osmo Pocket 4で撮れる映像の大部分は、Osmo Pocket 3でも撮ることができます。
そのため、ここまで書いてきた進化点にこだわらないのであれば、よりコスパのいい選択肢としてOsmo Pocket 3を今から買うのも十分ありでしょう。実際、Osmo Pocket 4の発売後もOsmo Pocket 3は併売され続けるようです。
現在、Osmo Pocketシリーズ一強ともいえるポケットジンバルカメラ。Osmo Pocket 4でさらに盛り上がりを見せることは間違いなさそうです。

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著者プロフィール
山田井ユウキ
2001年より「マルコ」名義で趣味のテキストサイトを運営しているうちに、いつのまにか書くことが仕事になっていた“テキサイライター”。好きなものはワインとカメラとBL。








