どこでも一緒！なコンパクトMIDIキーボード「Impact GX Mini」。音源やDAWまでついてくるから初心者にもおすすめ！／宮本佳林のDTMでは研修生【第14回】

キーボード型のコントローラを中心に、主にソフトウェアのシンセサイザを直感的に操作できるツールを開発している会社です。2009年に創立され、日本に上陸したのは2016年。かつてはハイエンドの製品が中心だったのですが、近年、初心者でも使いやすい製品が発売されています。今回は、その「Impact GX Mini」と「Impact LX Mini」をご紹介しましょう。

それが大きなポイントです。バックパックに入るくらいのサイズを目指して開発されたので、持ち運びもしやすいんです。バスパワー駆動なので、MacBookと一緒に持ち運べば、外出先でも曲作りができます。Impact GX Miniは新開発の25鍵のキーベッドを搭載しているんですよ。

「パート2」機能のデフォルト設定では、ボタンを押すだけで2オクターブの上下が簡単にできるんです。鍵盤が少なくてもいろいろな曲が弾けますよ。

鍵盤の弾き心地も、３つのベロシティカーブから選べるんです。

これらの製品は「Nektar DAWインテグレーション」というソフトを使うことで、使用中のDAWに合わせてボタンなどの設定が簡単にできるんです。

もちろん。ボタンを押すだけでスタート・ストップやパラメータを動かすためのウインドウの切り替えなど、基本的な操作ができます。

Impact LX Miniは鍵盤に加えてドラムパッドやノブがついているので、打ち込みは鍵盤でやりつついろいろな操作をコントローラからできるんです。

はい、このサイズでフットスイッチの端子がついているのは珍しいと思います。ジャックはミニタイプなのですが、付属のアダプタを使えば標準のサスティンペダルを使えます。

ポイントとしては、Impact GX MiniもImpact LX Miniも「Bitwig 8-Track」というDAWが付属します。国内正規輸入品ですと、デジタルシンセの音源も付いてきますよ。

音からイメージが膨らんで音楽が生まれることもあるので、デフォルト以外の音源を使ってみるのはおすすめです。