Macユーザーだけ「ダウンロードして編集、再アップロード」の手間
セキュアSAMBAはこれまで、Webブラウザでの利用に加え、Windowsのエクスプローラーからファイルを直接操作できるドライブアプリを提供してきた。同社は、ファイルサーバーからクラウドへの移行を検討する企業にとって、これまでと同じようにフォルダを開いてファイルを扱えることが社内への定着を左右する重要な要素だとしている。
一方、Macユーザはブラウザ経由での利用に限られていた。ファイルを編集するたびにダウンロードし、作業後に改めてアップロードする手間が発生していたため、同じストレージを使っていてもWindowsとMacで運用の手順が分かれていた。
Finderにフォルダを表示、保存すれば自動でクラウドに反映
Mac向けドライブアプリを使うと、「Finder」にセキュアSAMBAのフォルダが表示される。PC内のファイルと同じように開いて編集・保存でき、保存した内容は自動でクラウドに反映される。ブラウザでのアップロードは不要だ。
他のメンバーによるファイルの追加・更新・削除も、自分のMacに反映される。同社は、複数人で同じフォルダを使う場合も最新のファイルで作業できるとしている。

誤削除やログイン切れなど、運用トラブルへの備えも
右クリック操作で、重要なファイルに上書きや削除を防ぐ「保護」を設定できる。ファイルが最新の状態か、保護されているかはアイコンで判別できる。
ログイン状態は画面上部のアイコンでいつでも確認できる。再ログインが必要になった場合にすぐ気づけるため、ファイルが反映されないまま作業を続けてしまう事態を防げるという。
トラブルが起きた場合は、画面上の操作だけでアプリの記録をサポート窓口と共有できる。共有された記録をもとに、専任スタッフが状況を確認して対応する。
提供開始日と入手方法
提供開始日は2026年10月28日。アプリはセキュアSAMBAのサポートサイトからダウンロードでき、管理画面からダウンロードページへ進める。
同社によると、セキュアSAMBAの導入実績は8000社以上(2024年5月時点)。料金体系はユーザー数無制限で、国内拠点の専任スタッフが導入から定着までを支援する。
クラウド移行やMac追加導入時の負担を軽減
ファイルサーバからクラウドへ移行する際、これまではMacユーザだけがブラウザでのアップロード・ダウンロードという別の手順を取る必要があった。今回のアプリにより、一部の部門でMacを追加導入する場合も、Windowsユーザと同様のフォルダ操作でクラウド上のファイルを扱えるようになる。

