「Mac環境でも使いたい」との声に対応
「BoostDraft」は、法的文書の見栄え調整や校正といった形式的な作業を自動化するソフトウェアで、Microsoft Word上で標準機能のようにシームレスに動作し、既存の業務フローを大きく変えずに導入できる点を特長とする。先行するWindows版は、五大法律事務所や大阪四大法律事務所、大企業の法務部を中心に、すでに800社以上へ導入されているという。
こうした実績を重ねるなかで、Macを主要な業務環境とする企業法務担当者や弁護士から「Mac環境でも利用したい」との要望が多く寄せられていた。今回のmacOS版はこうした声に応えたもので、Windows版の単なる移植ではなく、Mac環境での法務業務に最適化した独立したプロダクトと位置づけている。日本語・英語・韓国語の3言語に対応し、UI表示に加え、契約書の解析でも3言語をサポートする。
表記ゆらぎやフォントの不一致を自動検出・修正
主な機能の1つが、プルーフリードと表記ゆらぎの修正だ。契約書に潜む定義語の未定義・未使用・重複や表記のゆらぎ、フォントの不一致などを自動で検出・修正する。「または」と「又は」が混在している場合や、一部の条文だけフォントが異なる場合などを検知し、ワンクリックで該当箇所へジャンプしながら確認・修正できるほか、一括修正にも対応する。

定義語の参照や法令リンク、目次の自動生成にも対応
定義語の参照と法令参照の機能も備える。文書内で定義された用語を、定義語一覧からの検索や、単語にカーソルを合わせてサイドパネルに定義内容を表示する方法で確認できる。また、条文中に「個人情報保護法」などの法令名が現れると自動で解析し、関連箇所へのリンクをサイドパネルに表示するほか、e-Gov法令検索への直接遷移にも対応するという。

このほか、目次設定が施されていない文書でも条文構造を独自に解析し、アウトライン(目次)を自動生成する機能も搭載した。各項目をクリックすれば該当条文へすぐにジャンプでき、数十ページにわたる長文契約書でも必要な箇所へ素早くアクセスできるとしている。コメント一覧・一括削除や履歴統合など、契約書のレビュー・作成を支援する各種機能も用意する。

なお、macOS版は利用にインターネット接続を必要とする一方、文書データをサーバー側に保持しない設計としており、同社は機密文書でも安心して利用できるとしている。
2週間の無料トライアルを提供
無料トライアルキャンペーンは、Mac環境で契約書作成・レビューなどの法務業務を行う企業・法律事務所が対象。2週間の無料トライアルと期間中のサポートを提供し、利用にあたっては製品改善に向けたフィードバックへの協力を条件とする。動作環境はmacOSで、Microsoft 365 for MacまたはWord 2024 for Mac以降が必要となる。申し込みは同社の無料トライアルキャンペーンの申し込み・問い合わせフォームで受け付ける。

