教育現場を常に考えて
アップルは教育現場に向けて、iPadのようなデバイスだけを提供してきたわけではない。学校で生徒や教師にiPadを配るだけでは教育のリノベーションが実現しないことをアップルは熟知している。そのためデバイス、ツール、カリキュラム、プログラムの4つの側面から、さまざまな取り組みを行っている。
デバイスに関しては、iPadやMacなどの直接生徒や教師が利用するもののほかに、教室内のテレビやプロジェクタと接続できるアップルTVや、ワイヤレス接続のためのWi│Fiベースステーションの「AirMacシリーズ」がある。ツールに関しては、iWork(キーノート、ページズ、ナンバーズ)をはじめとする純正アプリをはじめ、教材作成用のiBooksオーサーやプログラミング学習アプリのスウィフト・プレイグラウンドといった教材、さらには世界中の学校の講義を聴講できるiTunes U、そしてアップストアにあるサードパーティ製の豊富な教育アプリを用意。これだけでも、いかにアップルのプラットフォームが教育向けに適したものであるかがわかる。
教師向けのツールも
さらに、カリキュラムやプログラムに関しては、「アップル・ティーチャー」や「エブリワン・キャン・クリエイト」といった教師をサポートする取り組みにも積極的だ。また、アップル製品を実際に学校に配備するうえで重要となるMDMへの登録を自動化し、デバイスの初期設定を簡単に済ませることが可能なDEPや、アプリの一括購入の仕組みである「VPP」、さらには教育機関向けのデバイス、アプリ、 アカウント管理ツールの「アップルスクールマネージャー」や、教員向けの各種アプリも提供する。
このようにアップルが提供する教育向けソリューションは実に多彩で、その全体像や詳細がややわかりにくいのも事実だ。ここでは、3月開催されたスペシャルイベントで追加されたアップルの新しいソリューションも含め、詳しく見ていこう。
Appleの主な教育向けソリューション
生徒のiPadを大型スクリーンに
Apple TV 4K
【価格】32GB:1万9800円/64GB:2万1800円(1080pモデルは32GB:1万5800円)
教室においてiPadと並んで重要な役割を果たすアップルデバイスが「アップルTV」だ。ホームエンターテインメントのイメージが強い同製品だが、ハイビジョンTVやプロジェクタとHDMIケーブルで接続することで、iPadの画面をワイヤレスで投写できる。
また、「アップルスクールマネージャ(以下ASM)」を使えば、iPad同様にアップルTVもMDM(モバイルデバイス管理)サーバに自動登録し、構成を細かく設定できる。これにより、アップルTVが搭載するtvOSに対して、リモートで特定のアプリを非表示にして機能に制約を与えたり、アップデートを夜間に実施したりといった管理を行える。ASMへの手動登録はアップルコンフィギュレータ2で行える。
教室にApple TVを設置することで、生徒のiPadの画面を大型スクリーンなどに表示して学習成果などを発表できる。
新しい学習体験を生み出す電子ブック
iBooks + iBooks Author
【価格】無料
iPadとMac共通の電子ブック閲覧アプリ「iBooks」は、学校教育の分野でも重要な役割を果たす。教師にとっては、学習プログラムや指導案の管理ソフトとして、生徒にとっては動画や音楽などのインタラクティブな要素を含んだ「電子教科書」としての利用や提出する課題のリーダアプリとしての活用が行えるからだ。
さらに、この電子ブックを編集する無料のMac用オーサリングソフト「iBooksオーサー(iBooks Author)」を利活用するシーンも増えてくるだろう。なぜなら、今回のイベントでiPad版「ページズ」のEPUB3形式の書き出し機能強化やテンプレートの追加、アップルペンシルのサポートが実施されたからだ。
iBooks Authorは電子ブックの作成と編集ができるMac用のオーサリングソフト。PDF形式での書き出しや、iBooks用に出版できる。
生徒のiBooksアプリに書き出された「電子教科書」では、グラフィックや音楽などこれまでにない学習体験を得られる。
アップルプロダクトを支える言語
Swift Playgrounds
【価格】無料
「スウィフト(Swift)」は、アップルが提唱するモダンプログラミング言語で、iOSアプリやMac用のソフトなど同社のアプリ開発にも広く利用されている。スウィフトは無料で利用でき、オープンソースライセンスのもとで利用できるので、開発者のみならず多くの教育機関での採用が広まっている。
アップルでは、スウィフトを通じてプログラミングの基礎を学習できるiPadアプリ「スウィフトプレイグラウンド(Swift Playgrounds)」を提供しており、「エブリワン・キャン・コード」により誰でも着実にアプリ開発までの歩みを進めることができる。アップルはこのスウィフトを軸に教育市場からビジネス市場まで一貫したエコシステムの構築を進めている。
Swift Playgroundsだけでは実際にデバイスで動くアプリ開発はできないが、学習したコードはMacの統合開発環境「Xcode」の開発に役立てられる。
Apple Pencil対応で表現力向上
iWork
【価格】無料
アップルペンシルに対応した新しいiPadの登場にあわせ、ページズ(Pages)、ナンバーズ(Numbers)、キーノート(Keynote)というアップル純正のiWorkアプリもアップルペンシルでの操作に対応するアップデートが行われた。これにより、たとえば生徒が作成して提出したページズの書類に、教師がアップルペンシルで「赤ペン」のメッセージを書き加えたりといったことが可能になる。また、生徒が数人集まって共同発表することも可能で、互いに1つのファイルを共有してナンバーズやキーノートのデータを編集できる。ここでもアップルペンシルで手描きを活かした発表資料が作成できる。
iWorkアプリにはアップルペンシルへの対応以外にも多くの新機能が追加されている。たとえば、ページズでは電子ブック用のテンプレートが新たに追加されている。これまで電子ブックを作成するにはMacの「iBooksオーサー」が必要だったが、これからはiPadだけでiBooksで利用できるEPUB形式の電子ブックが作成できるようになった。また、ページズで作成したレポートを教室でプレゼンテーションする際などに役立つ「発表者モード」も加わった。これはテキスト部分を大きく反転表示したり、テキストを自動スクロールさせて読み上げやすくするための機能だ。
ここが進化した! 新しいiWork
Apple Pencilで描ける
ワープロアプリのPages、表計算アプリNumbers、プレゼンテーションアプリKeynoteがそれぞれApple Pencilに対応した。
電子ブック用のテンプレート
Pagesを起動し、新規作成でテンプレートを表示すると「ブック(縦)」の項目が新たに追加されている。このテンプレートを利用することで、簡単にiBooksなどで利用できるインタラクティブな電子ブックが作成できる。
書類にペンで書き込める
Pagesで画面上をApple Pencilでタップすると、画面下にツールバーが表示され、ペンやマーカー、鉛筆や消しゴムのほか、範囲選択やカラーの選択が行える。これにより、書類に赤字やコメントを書き込んだり、マーカーで強調などに使える。
アプリでペンの機能が異なる
NumbersやKeynoteでもペン機能が使える。だが、利用できるペンの機能が異なり、Pagesよりも選択できるカラーやペンの太さなど設定できる項目が多い。表現力がこちらのほうが高く、グラフィックツールとして利用できる。
スマート注釈機能(ベータ版)
iWorkではテキストブロックに加えた赤字が、文字の編集による増減にあわせて自動的に移動する「スマート注釈」機能が搭載された。まだ開発途上のベータ版ではあるが、日本語の文章でも問題なく動作することが確認できた。
Pagesの発表者モード
一部のテンプレートでは[詳細]メニューに[発表者モード]が追加されている。これは作成した電子ブックの内容をプレゼンテーションなどで読み上げる際に利用できるモードだ。Keynoteの発表者ノートのPages版と考えるとわかりやすいだろう。
自動スクロール機能
Pagesを発表者モードに切り替えると画面が反転する。この表示やテキストのサイズなどは右上のメニューから変更可能で、[自動スクロール]をオンにすれば、iPadの画面を操作しなくても自分の話すスピードにあわせて画面をスクロールできる。
強化された電子ブック作成機能
(1)Pagesで作成した書類はPDFや電子ブックの形式で書き出せる。画面右上の[詳細]ボタンをタップして[書き出し]をタップする。
(2)書き出しのフォーマットが4種類表示される。電子ブックを作成する場合は[EPUB]をタップする。
(3)EPUBの情報を指定していく。本のタイトルや表紙の有無、画面や文字のサイズにあわせてレイアウトが変更されるリフロー型にするかどうかの設定、[詳細]ではiBooks Store互換形式にするかどうかの設定も可能だ。
(4)書き出されたブックを送信する画面では、[ファイル]を選んでiCloudに保存したり、[iBooksにコピー]を選んで書き出せる。
(5)iBooksに書き出した場合は、すぐに電子ブックとして読める。マーカーを追加したり、しおりを挟んだり、テキストの読み上げなどが利用できる。
6月登場のSchoolworkと連係
6月配布予定の「Schoolwork」でPages、Numbers、Keynoteを使っている場合は、教師と生徒がクラウド経由でリアルタイムに課題に取り組んだり、コメントや注釈を追加できる。
共同制作機能を利用する
(1)iWorkアプリで右上の[詳細]メニューから[ほかのユーザと共同制作を行う]をタップする。[共有]メニューからの同様の操作が可能だ。
(2)[人を追加]画面で参加依頼の送信方法を選択して送信する。なお、[共有オプション]でアクセス権限なども設定できる。
(3)招待されたユーザのiPadやMadのiWorkアプリで共同編集が行える。ここで追加したコメントや操作は即座に共有しているデバイスすべてに反映される。
プロ教師のための学習プログラム
Apple Teacher
【価格】無料 【URL】https://www.apple.com/jp/education/apple-teacher/
アップル製品を学習や指導に用いている教育者をサポートするための無料のラーニングプログラムが「アップル・ティーチャー(Apple Teacher)」だ。自分のアップルIDを登録することで、WEBポータルである「ラーニングセンター」にアクセスし、学習教材のリソースや使い方のヒント、授業事例などを参照できる。また、ここからスターターガイドを利用して、iPadやMacを使った教え方や学び方の基本、教材となるアプリの使い方の手順などを学べる。さらに、新しいスキルを学ぶごとにクイズを受けることでバッジを獲得して学習の進捗を確認できる。バッジを8つ獲得すれば正式に「アップル・ティーチャー」としての認定を受けられる。
バッジを獲得してApple Teacherとしての認定を取得すれば、さらにSwift Playgroundsによるコーディングの学習や指導にも挑戦できる。
教育のイノベーターから学ぶ
Apple Distinguished Ecucators
【URL】https://www.apple.com/jp/education/apple-distinguished-educator/
アップルでは教育分野のパイオニアである「ADE(Apple Distinguished Educator)」を世界各国で認定し、アップル製品を指導や学習に導入した現場のノウハウを無償で提供している。ADEはiBooksを利用した学習ガイドブックやiTunes Uのコースを公開しているほか、さまざまな教育関連イベントなどでの講演を行っている。また、オンラインでも毎週火曜日にツイッターで教育に関する質問に答えたり、体験やアイデアを教育関係者と共有している。なお、ADEとは別に、個別のアップル製品やアプリを用いたクリエイティブのセッションは、アップルストアの「Today at Apple」で開催されているので、併せて参加してみるとよいだろう。
ADEでは、学習指導用のマルチタッチブックを制作して公開したり、iTunes Uコースを公開している。また、Twitter上のハッシュタグ(#AppleEDUchat)でネットワークも構築している。
先端的な導入事例を知る
Apple Distinguished School
【URL】https://www.apple.com/jp/education/apple-distinguished-schools/
アップル製品を教育に導入した学校のうち、アップルと協力して先進的な教育プログラムを実践しているのが「ADS(Apple Distinguished School)」だ。全世界で29カ国、400の学校で展開されていて、ほかの教育者のための学校訪問などを実施している。このADSに認定されるには1人1台のプログラムが確立しているだけでなく、教職員のスキルが習熟していること、学校が目指すビジョンを実現するための継続的な取り組みが実施できていることなどの厳しい基準がある。そのため、ADS認定校のリーダーたちがどのようにしてチームを作り、資金を調達し、生徒のクリエイティビティを引き出しているかなどは大いに参考になるだろう。
ADSは要件を満たした教育機関を対象に行われる招待制のプログラムだ。認定は2年間有効で、更新も可能。教育機関の代表者がAppleの教育チームに問い合わせれば応募に関する招待が行われる。
教室運営アプリのMac版が6月登場!
Classroom
【価格】無料
「クラスルーム(Classroom)」は生徒のiPadでアプリを一斉に起動したり、一人一人の学習状況を把握できる教師用のアプリ。これまでiPad向けアプリとして提供されていたが、新たにMac版のベータ版も6月よりリリースされる。
また、授業で用いるiPadはiOSの機能により複数の生徒で共有できる。この「共有iPad」を用いることで、授業ごとに端末をバックアップや消去することなく、配布してすぐに授業を開始できる。生徒はロック画面で自分のアイコンを選び、簡単なパスコードを入力してログインするだけで自分の教材にアクセスできる。すると、前回ログインした状態から再開され、課題や宿題の続きが行えるのだ。
教室のすべての登録済みiPadをリモートで操作したり、アプリを管理できる。Mac版クラスルームではより多くの生徒を管理できる。
共有iPadでは、ロック画面に生徒の顔写真が表示され、ログインして自分の教材にすぐアクセス可能だ。
宿題の配信や採点もこれ1つで!
Schoolwork
【価格】無料 【URL】https://www.apple.com/jp/education/teaching-tools/
教えるためのiPadアプリ「スクールワーク(Schoolwork)」についても新たに発表された。これは教師が生徒に対してクラウド経由で宿題を出したり、PDFなどの書類や参照すべきURL、写真、メモなどをメール感覚で配布できるものだ。さらに課題の締め切りを設定したり生徒ごとの進捗を把握できるほか、生徒がiPadから提出した課題を受け取って評価や採点なども行える。強力な管理機能を持つ一方、生徒が課題にどのくらいの時間を費やしたかといったプライバシーに関する情報は教師しか確認できないようになっているなど教育アプリならではの情報セキュリティも施されている。このスクールワークは無料で、6月にリリースされる予定だ。
Schoolworkでは、教科や期限、優先度などで課題が整理されて、生徒のiPadの画面に表示される。
ClassKit APIも発表され、Schoolworkと連係した独自の学習アプリを開発できるようになった。
200GBのiCloudストレージが無料
Apple School Manager
【価格】無料 【URL】https://school.apple.com
学校のIT管理者に大きな負担をかけずに、iPadなどのデバイス管理や毎年入れ替わる生徒のアカウント管理、授業で利用する各種アプリやコンテンツの管理などを行えるのが「アップルスクールマネージャ(Apple School Manager、以下ASM)」だ。ASMを導入した学校では、学校の名簿データを読み込むことで教職員や生徒など管理すべきアップルIDが自動的に作成される。そして、それぞれの生徒ごとにアイクラウドのアカウントが付与され、フォトライブラリやスクールワーク用のアプリ、共有iPadへのアクセス権が与えられる。この生徒向けの無料アイクラウドストレージ容量は5GBから200GBにアップグレードされた。
ASMはWEBポータルとして提供されるので導入のハードルは低い。これらの管理機能を利用しない場合は、Apple IDなしにデバイス導入もできる。
ASMでは、コンテンツ管理のほか外部MDMサービスと連係したりSIS(Student Information System)と接続して学校の名簿データを読み込ませて一括で管理対象のApple IDを作成できる。
誰でもプログラミングをいちから学べる
Everyone Can Code
【URL】https://www.apple.com/jp/everyone-can-code/
「エブリワン・キャン・コード」は、アップルが提供するプログラム学習用のカリキュラム。対象は幼稚園から大学まで幅広く、学年や目的に合わせたコーディングの学習指導案が用意されている。教師のための指導ガイドやレッスンも提供されているので、授業はもちろん放課後を利用して体系的にプログラミングの基本が身につけられる。
コーディングに用いるプログラミング言語は、スウィフトだ。初学者はiPadでプログラミングの基本的な考え方を学べるスウィフト・プレイグラウンドでスウィフトの学習を進められる。「コードを学ぼう」のレッスンでは、タップ操作だけで実際のコードを使ってキャラクタを動かしてパズルを解くなどゲーム感覚で楽しめるものとなっている。
インタラクティブな操作感でプログラミングが学べるという意味では、近年広く用いられている「Scratch」などのビジュアルプログラミングとも共通しているが、Swift Playgroundsにはそれとも異なる大きな特徴がある。それは、学んだ内容を活かしてMacのアプリ開発環境「Xcode」で実際にアプリ開発を試せる点だ。基本的なプログラミングの学習から実際と同じアプリ開発までシームレスに体験できるのがこのカリキュラムの大きな利点だ。
Everyone Can Codeでは、多くの指導用ガイドがiBooksの形式で公開されている。これを読みながら、プログラミング学習のカリキュラムを組み立てられる。
Swift Playgroundsは、プログラミング言語Swiftを用いてプログラミングの基本的な考え方を楽しみながら理解するアプリ。実際のアプリ開発にもそのまま応用できる。
MacのXcodeを使うことで、実際のiPhoneやiPadなどで動かせるアプリを作成できる。プログラム学習の入り口からゴールまでが連続性を持って整備されているのが同カリキュラムの特長だ。
普段の授業をもっと創造的に
Everyone Can Create
【URL】https://www.apple.com/jp/education/everyone-can-create/
アップルは自社の教育用ツールやアプリなどを総合的に用いた「エブリワン・キャン・クリエイト」という新しい学習のキーコンセプトを発表した。これは現在の「総合的な学習の時間」のように横断的な課題学習を既存教科の別枠として新たに設けるのではなく、これまでの授業や学習の中に音楽や映像、絵や写真といったクリエイティブな要素を簡単に盛り込めるようにするというアイデアだ。
いわば、既存の教育に現代的なクリエイティビティを追加することで、生徒の学びをアップデートしようという意欲的な提案。課題発見・解決能力や自ら主体的に学び、考える資質を育成し、判断力や表現力を伸ばしていくという考え自体がこれからの教育に必要なことはすでに広く共有されている。
これにより、国語・算数・理科・社会どのような教科であっても、生徒たちはiPadを用いて自分たちで調べ、考え、写真や映像、AR(拡張現実)などを利用して課題や宿題を作成したり、教室で大人顔負けのプレゼンを行えるようになる。このエブリワン・キャン・クリエイトの展開に必要な学習リソースやガイドはこの秋よりすべて無料で提供開始される予定だ。
iPadのKeynoteやGarageBandを用いて、授業や宿題を行えるようになる。すでに子ども向けのGarageBand用サウンドパックやSwift PlaygroundsへのARKitのアクションが追加された。
Appleの「Homework」というイメージビデオを見ると同カリキュラムの目指す方向性がわかりやすい。生徒たちが「重力」というテーマをiPadで楽しいレポートにまとめ上げている様子が描かれている。【URL】https://www.youtube.com/watch?v=gw7y3yHgO-Q