日頃、どうやってWEBサイトを見ていますか? マウスやトラックパッドを使ってページをスクロールし、リンクをクリックして進む、というごく当たり前の操作を行っていると思います。ここにキーボードによるブラウザ操作を加えると、ぐっと利便性が上がります。今回はmacOS版Safariのキーボード操作についてご紹介しましょう。
まずはスクロールから。矢印キーでもページスクロールが可能なのはご存じだと思いますが、Safariは[スペース]キーで下に、[シフト]+[スペース]キーで上に、一画面分のスクロールが可能です。また、[コマンド]キーを押しながら矢印キーでスクロールすると、ページの最上部/最下部に移動できます。ちょっとした技ですが、縦長のページの場合には延々とスクロールせずに済むので便利です。
また、Safariはタブの移動もキーボードから行えます。[コマンド]キーを押しながら数字キーを押すだけで、1なら1番目、2なら2番目というようにタブを移動できます。macOS 10.13.4からは、[コマンド]+[9]キーで右端のタブに移動できるようにもなりました。
タブを開くときの挙動については、Safariの環境設定にある[タブ]で細かく設定できるので、一度確認してみるといいでしょう。
キーボード操作をざっくりと画像でまとめるとこんな感じです。覚えておくとなかなか便利なので、ぜひご活用ください。
そのほかのキーボードショートカットなどは、Apple公式サイトでも確認できます。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/safari/cpsh003/mac