モノづくりの一大拠点が誕生! 「DMM.make AKIBA」でアイデアを形にしよう
近ごろ、「クラウドファンディング」がアツい。「キックスタータ」などのWEBサービスには、日々多数のプロジェクトが投稿され、出資を募っている。有名なのは指輪型ガジェット「Ring」の事例だろう。キックスタータで出資を募集したところ、見事に目標額を達成、リリースが遅れるなどの問題はあったものの、10月ついに出荷が開始された。
個人がいくら素晴らしいアイデアを持っていたとしても、それを具現化し、さらに量産するとなると道のりは果てしない。特にハードウェアの生産においては、材料の選択や試作品の製作がとても重要で、これにかかる機材費や材料費はバカにならず、個人でモノづくりを行うときの大きなハードルとなっている。
しかし、そんな現状が変わるかもしれない。11月 11日、 DMM.comは東京・秋葉原に「DMM.make AKIBA」をオープンした。製品開発に必要な機器や作業場所を提供する施設で、備える機材は総額5億円以上。3Dプリンタや切削機などの工作機械のほか、各種試験用の設備も整っている。スタジオではこれらをを自由に使い、量産を前提とした試作品を作製することが可能だ。気になる利用料金は月額1万5000円と非常にリーズナブル。興味のある方は、秋葉原に足を運んでみるといいだろう。
備える機材は150点以上。開発から小ロット量産までの工程をトータルで行うことができる。
【DMM.make】
DMM.make AKIBAには上記の「STUDIO」以外にも、シェアオフィスやイベントスペースを提供する「Base」、製品開発のコンサルティングを行う「Hub」といった施設があり、モノづくりを総合的にサポートする環境が整っている。