今や当たり前のように使っているワイヤレスマウスですが、初めて使った時は「ケーブルレス」の便利さにいたく感動したものです。掃除の大変なボール式のマウスから光学式のマウスに変えた時も感動しましたが、私の場合、ワイヤレスマウスはそれ以上。もう、ケーブルの付いているマウスには戻れません。
最近、ロジクールの「VX Nano Cordless Laser Mouse for Notebooks」を使い始めました(実売価格9000円前後)。この製品はすごいです。何がすごいって、USBポートに接続する無線レシーバが、約1.8×1.3センチしかないんです。しかも、その大部分はUSBポート内に差し込めるので、USBポートからはみ出す部分は、わずか6ミリ程度。初期のワイヤレスマウスの無線レシーバはUSBフラッシュメモリくらいのサイズだったので、それを考えるとかなり小さくなったものです。
また、電池寿命もかなり長くなってます。初めて使ったワイヤレスマウスは、それこそ1カ月に1度は電池を替えていたような気がしますが、最近の製品だと余裕で3カ月は持ちます。私は面倒だからしませんが、本体背面にある電源ボタンで使わない時はオフにすればもっと持つはず。それに、センサはレーザ式なので、これまで使っていた光学式より格段にトラッキング性能がいいです。
マウスの技術革新は、PCや家電製品などと比べて大きく目立つものではないですが、目立たないながらも着実に進化しているんだなと感じました。「マウス好き」として、今後の進化が気になるところです。