8つのCPUコアを搭載したMacプロが登場した時に、「8」を英語でなんというかに困りました。もちろん、数でいえば「eight(エイト)」ですが、英語では「~倍」や「~重」という意味の時には違う単語になります。調べてみると、「octuple(オクタプル)」というようです。「プル」は省略されがちなので、「オクタMac」ってところでしょうか。
しかし、CPUの進化は早いものです。1年ちょっと前までは、ほとんどのMacが、1コアのCPUしか搭載してなかったわけですから。それが、2(デュアル)コア、4(クアッド)コアとなり、今後もさらに増えていくことでしょう。8コアはオクタコアと呼べばいいわけですが、10コア、20コアとなった時、さて何と呼ぶのでしょうか。
インテルは、数10個から数100個のコアを持つCPUを未来像として提示しています。すでに、2006年のIDF(Intel Developers Forum)では、80コアの試作品を公開しています。「マルチ(Multi)」コアを超えた「メニー(Many)」コアの時代にMacがどうなるのか? 興味は湧きますが、まったく想像できない感じです。