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[番外編]2019年の「新定番アプリ」を知ろう!?

[番外編]2019年の「新定番アプリ」を知ろう!?

ビデオの画面解像度を一括変更

4Kなどの高解像度動画ファイルは、ストレージ容量を圧迫したりアップロードに時間がかかったりといった扱いづらさがあります。このアプリは、動画ファイルの解像度を手軽に変更してファイルサイズを軽減するツールです。元のアスペクト比を維持する機能を備えており、縦横比がおかしくなる心配はありません。複数の動画ファイルを一括して変更したり、あらかじめ設定した複数のサイズに同時に書き出したりも可能です。

Video Pixel Resizer

【開発】Ruchira Ramesh

【価格】240円

【場所】Mac App Store>ビデオ

ダークモードをWEBサイトに適用

macOS Mojaveで搭載された「ダークモード」はウインドウなどのUIデザインを黒基調に変更できる機能です。ところが、ダークモードはWEBブラウザ内に表示されるWEBサイトのデザインを変更することができないため、多くのWEBサイトで用いられている白基調デザインのままになってしまいます。そんなときにこのSafari機能拡張を適用すれば、WEBサイトも黒基調になって、ダークモードに溶け込むようになります。

Dark Mode for Safari

【開発】Denk Alexandru

【価格】240円

【場所】Mac App Store>ユーティリティ

多様なアーカイブを圧縮/解凍

多彩なアーカイブ形式に対応した圧縮/解凍ツールです。ZIP形式はもとより、7-ZIP、tar、gzip、bzip2、xz、lzip、ISOといったフォーマットでアーカイブできます。解凍は上記に加え、RAR、DMG、LZMA、EXE、CAB、WIM、PAXなどにも対応します。圧縮後にオリジナルファイルをゴミ箱に入れたり、リソースフォーク(Macバイナリ)を含めないオプションもあります。

Keka

【開発】Jorge Garcia Armero.

【価格】240円

【場所】Mac App Store>ユーティリティ

ネットワークを通知センターで把握

メインウインドウや通知センターのウィジェットにネットワークのステータスを表示できるアプリです。ISP、SSID、IPアドレス、ゲートウェイアドレス、サブネットマスク、DNSアドレス、上り/下りの通信速度、MACアドレスなどを、Wi-Fi、Thunderbolt、Bluetooth PANといったネットワークポートごとに確認できます。メインウインドウではPingやGeoIP、Whoisなどのツールも利用できます。

Network Kit X

【開発】Fausto Ristagno

【価格】360円

【場所】Mac App Store>開発ツール

動画の1コマをスチル画像に書き出す

動画ファイルの1コマをスチルとして静止画像を書き出すツールです。1コマずつ書き出せるほか、書き出しリストにコマを登録し一括して書き出すことも可能です。書き出しリストには、ビデオを再生しながら任意のタイミングで[リストに追加]ボタンを押して登録するか、コマ数と間隔(フレームまたは秒)を指定して、一定間隔で「連写」することも可能です。書き出し時は、ファイル名やナンバリング(時間/連番)の設定やサイズ指定なども可能です。

動画から写真

【開発】Tranquillity Base

【価格】120円

【場所】Mac App Store>ビデオ

Evernote経由で同期できる付箋メモ

macOS標準の「スティッキーズ」は設計が古く、iCloudには非対応です。書いたメモを別のMacやiOSデバイス、Windowsで見られないのは残念ですよね。「MemoZou」は、スティッキーズに似た外観・機能をもつ付箋メモですが、Evernoteと連係するのが特徴です。これによりiOS版などのEvernoteでも付箋を閲覧できますし、複数のMacでMemoZouの付箋が同期します。

MemoZou

【開発】sorakaze Inc.

【価格】360円

【場所】Mac App Store>仕事効率化

メニューバーからToDo管理

シンプルにTo Doを管理したいならこの「ToDoMenu」が便利です。メニューバーに追加されるアイコンをクリックしてウインドウを開いたら、入力フィールドに項目を入力して[return]キーを押すとそれがリストに追加されます。完了した項目は右端の[×]をクリックして削除しましょう。重要度や優先順位の設定、キーワード検索など、余計な機能は一切備えないシンプルな設計ですが、意外なほど快適に使えます。

ToDoMenu

【開発】Ranulfo Ponce

【価格】240円

【場所】Mac App Store>仕事効率化

一定間隔おきに時刻を読み上げる

忙しい朝、出かける準備をしながら繰り返し時計をチェックしている人は多いことでしょう。これは、一定の間隔で現在時刻を読み上げてくれるアプリです。たとえば「7時から7時半の間、3分おきに時刻を読み上げる」といったことが可能で、時計を見なくても「耳」で時間を把握することができます。突然Macがしゃべるとびっくりするので、前置きとして「おはようございます」など指定した文章を読ませるといいでしょう。

CalloutAlarm

【開発】moreslowly.jp

【価格】120円

【場所】Mac App Store>ライフスタイル

Amazonのアレっぽいタイマー

タイマーアプリは数多くありますが、見た目にもこだわる人におすすめなのがこのアプリ。デスクトップに浮かぶ「Amazon Dash Button」のようなデザインで、右側のボタンをクリックすると、カウントダウンが始まります。時間のセットは、[+]をクリックするとカッコ良いアニメーションとともに設定パネルが出現します。時間になると好みの曲やサウンドを鳴らしたり、メッセージを表示したり、別のアプリを起動したりできます。外観は6種類のテーマから選べます。

カウントダウンタイマー ガジェット

【開発】Sergey Vdovenko

【価格】240円

【場所】Mac App Store>仕事効率化

Mac固有の不可視ファイルを削除

USBフラッシュメモリやSDメモリーカードにフォルダをコピーしてWindowsユーザに渡すと、「エクスプローラー」上では「.DS_Store」といったMac固有のファイルが表示されてしまいます。このアプリは、そんなMac固有の不可視ファイルを簡単に削除できるツールです。Macの不可視ファイルがWindowsに害を及ぼすことはありませんが、不要な問い合わせを防ぐためにもクリーニングしてから渡すことをおすすめします。

DotCleaner

【開発】ARIPRA INFOTECH PRIVATE LTD

【価格】240円

【場所】Mac App Store>ユーティリティ

時報を鳴らせるデスクトップ時計

macOSの「時報」機能は、合成音声の読み上げしかできませんが、この「deepClock」は、デスクトップに美しいアナログ時計を表示するアプリです。毎時0分あるいは0時と12時にチャイムを鳴らす機能を備えています。時計は19種類のスタイル、6種類のサイズから選択できるほか、8種類の日めくりカレンダーを表示する機能や、設定した時間にサウンド付きで通知するリマインダー機能も備えています。

deepClock

【開発】Alexey Nikitin&Alexandr Bondar

【価格】120円

【場所】Mac App Store>ライフスタイル

曲の歌詞をウィジェットで表示

macOSのiTunesで再生している曲の歌詞を表示するには、いちいち[曲の情報]を開く必要があります。その間はメインウインドウが操作できなくなりとても不便です。そこで、「Lyrical」を使ってiTunesで再生している楽曲の情報やアートワーク、歌詞(カスタム歌詞のみ)を通知センターのウィジェットに表示しましょう。再生/停止、曲の変更、音量、レート設定などの制御も可能です。

Lyrical

【開発】Akshay Hegde

【価格】120円

【場所】Mac App Store>ミュージック

住所録データを活用してハガキを印刷

年賀状や暑中見舞い、引っ越し案内などまだまだ「ハガキ」を送る機会が多いのに、macOSにはハガキ印刷機能はありません。このアプリは、標準の「住所録」アプリから宛先データを取得して、ハガキを作成・印刷できるアプリです。年賀状、官製ハガキ、横型のポストカードに対応。差出人情報は最大5人まで登録でき、受取人のフォーマットや敬称、連名などを柔軟に設定できます。

postcardCafe Atelier

【開発】Kunio Takeuchi

【価格】360円

【場所】Mac App Store>ライフスタイル

重複した写真を検索・削除

iPhoneカメラやデジカメで写真を撮るとき、同じシーンで2~3回シャッターを切る人は多いと思います。この習慣は撮影に失敗したときに有効ですが、そのままMacに読み込むとストレージをムダに消費してしまいます。これは、フォルダや写真ライブラリから重複した写真または類似した写真を抽出するツールです。見つかった項目を見比べて、不要なものまとめて削除できます。一致レベルはスライダで柔軟に変更できます。

Duplicate Photos Fixer Pro

【開発】Systweak Software

【価格】120円

【場所】Mac App Store>写真

Bluetoothのバッテリをまとめて表示

Magic KeyboardやMagic Trackpadのバッテリ残量は、[Bluetooth]メニューからそれぞれサブメニューを開かないと確認できません。このアプリを起動しておけば、メニューバーをクリックすることなく一覧表示することができるうえ、指定したバッテリ残量を下回ったときに通知する機能も搭載されています。AirPods(ケースを含む)やBeats製ヘッドフォン/イヤフォンにも対応しています。

Magic Battery

【開発】Sascha Simon

【価格】240円

【場所】Mac App Store>ユーティリティ

Googleマップ専用ブラウザ

iOSではAppleのマップもGoogleマップもアプリで使えますが、MacでGoogleマップを使うにはWEBブラウザで開く必要があります。このアプリはGoogleマップ専用のブラウザなので、起動するだけでGoogleマップにアクセスできるようになります。メニューバーからウインドウをポップアップしたり、1クリックで複数のウインドウを開いたりできます。表示をモバイル版に切り替えることも可能です。

QuickMap for Google Map

【開発】Judhajit Ray

【価格】240円

【場所】Mac App Store>旅行

指定したウインドウを複製

開いているウインドウと同じ内容のウインドウをもう1つ開きたいという願いを叶えるのがこの「Duplicate Windows」です。ポップアップメニューで目的のウインドウを選択すると、その内容がそのまま映し出されます。単に表示するだけなので、クリックによる操作や編集はできません。元のウインドウの内容を変更すると、もう1つも同じように表示されます。常に最前面に表示することも可能です。

Duplicate Windows

【開発】Fabián Cañas

【価格】240円

【場所】Mac App Store>ユーティリティ

スリープをキャンセルできる

Macをスリープさせた直後にやり残したことを思い出したとき、再びスリープを解除するためにパスワードを入れるのは割と面倒です。「Fast Shutdown」は、通知センターのウィジェットからMacをスリープできるアプリですが、設定した秒数のカウントダウンが終わるまで実行されないため、その間に操作すればスリープをキャンセルできます。システム終了、再起動、ロックも1クリックで実行可能で、同じように待機時間以内ならキャンセルできます。

Fast Shutdown

【開発】Stefan Van Damme

【価格】240円

【場所】Mac App Store>ユーティリティ

多機能なミュージックプレーヤ

macOS標準の「絵文字ビューア」よりも、絵文字を効率よく探して入力できるアプリです。メニューバーのアイコンをクリックするか、あるいは[command]キー+[control]キー+[X]キーを押すと開くウインドウからお目当ての絵文字を選び、1クリックでクリップボードにコピーできます。絵文字はカテゴリ別に探せるほか、キーワード(英語のみ)で検索したり、よく使う絵文字/最近使った絵文字から選べます。

Emojise

【開発】Zafer ARICAN

【価格】240円

【場所】Mac App Store>ユーティリティ

マウスポインタを一時的に隠す

写真や動画などを閲覧しているとき、マウスポインタが目障りに感じることがありませんか?そんなときはマウスポインタを自在に隠せるアプリ「Mouse Hider」を使いましょう。マウスポインタを静止させてから一定時間後(瞬時~30秒)に自動で隠せるほか、ホットキー([control]キー+[option]キー+[command]キー)を押したときや、画面の端にマウスポインタを移動したときに隠すことができます。

Mouse Hider

【開発】SopoNext

【価格】360円

【場所】Mac App Store>ユーティリティ

メニューバー活用型ランチャ

ランチャは余計なスペースを使わないのがベストです。この「Launchey 2」なら、メニューバーによく使うアプリのアイコンを並べて1クリックで起動できるので、デスクトップを広く使えます。プルダウンメニューのトップにお気に入りのアプリを並べたり、メニュー内をカテゴリ別に分類してサブメニューからアプリを選んだりできるほか、特によく使うアプリにはホットキーを割り当てて、ワンボタンで起動することも可能です。

Launchey 2

【開発】Jedrzej Gronek

【価格】360円

【場所】Mac App Store>仕事効率化

[caps lock]キーのオン/オフを通知

MacやWEBサービスのログイン時のパスワードが通らないとき、「[caps lock]キーがいつの間にかオンになっていた」というのはよくある話。この「CapsLocker」は、[caps lock]キーをオン/オフしたときに画面にアイコンで知らせてくれるアプリです。オン/オフ時にサウンドを鳴らすこともできるため、意図せず押してしまった場合もすぐにわかります。メニューバーには現在の[caps lock]キーの状態がアイコンで常時表示されます。

CapsLocker

【開発】ser.soft GmbH

【価格】120円

【場所】Mac App Store>ユーティリティ

パスワードを教えずにWi-Fiを貸せる

自宅に招いたゲストに「Wi-Fiを貸してほしい」と言われたとき、パスワードを教えたくないという人も多いはず。そこで役立つのが、パスワードを教えなくてもゲストに一定時間だけWi-Fiを使えるようにする「Wi-Fi Pass」です。このアプリで生成したプロファイルをAirDrop経由で相手のMacやiOSデバイスに送り、ゲストがそれをインストールすれば、限られた時間だけWi-Fiを利用できます。

Wi-Fi Pass

【開発】Alexander Cooper

【価格】360円

【場所】Mac App Store>ユーティリティ