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iPhoneで外付けストレージを初期化する方法。「ファイル」アプリで簡単! フォーマット形式(ファイルシステム)も選べます

著者: 松山茂

iPhoneで外付けストレージを初期化する方法。「ファイル」アプリで簡単! フォーマット形式(ファイルシステム)も選べます

iPhoneはLightningやUSB-Cポートに接続することで、外部ストレージが使えます。、「ファイル」アプリやサードパーティ製アプリでデータを読み書きすることが可能です。また、初期化(フォーマット)にも対応することをご存じでしょうか。しかもiOS 18では、初期化する際にファイルシステムを選択できるようになりました。たとえば「APFS(Apple File System)」を選ぶと、ストレージを保護するパスワードの設定もできるんです!

それでは具体的な手順を説明していきます。

iPhoneの「ファイル」アプリで外部ストレージを初期化(フォーマット)する方法

❶iPhoneに外部ストレージを接続した状態で「ファイル」アプリを開き、右下の[ブラウズ]をタップします。そして「場所」に表示している外部ストレージのデバイス名をロングタップしましょう。
❷メニューから[消去]を選択。
❸[名前]の欄に名称を入力すれば、フォーマットと同時に外部ストレージの名前を変更できます。
❹次にフォーマット形式(ファイルシステム)を選択します。iPhoneやiPad、MacなどのAppleデバイス以外でも使用する場合は、「exFAT」や「MS-DOS (FAT)」を選択しましょう。
❺画面右上の[消去]をタップします。確認のダイアログが表示されるので再度[消去]をタップ。これで外部ストレージが消去されます。

「APFS (Apple File System)」形式に変更して、ストレージを暗号化する

❶APFSは、macOS 10.13以降を搭載するMacのデフォルトのファイルシステムです。強力な暗号化機能を備え、ファイルシステムのスムースな使用感を実現しています。利用する場合は、外部ストレージの初期化の際、フォーマットでAPFSを選択しましょう。同時に[オプション]から、[大文字/小文字を区別][暗号化済み]を指定することもできます。
❷[暗号化済み]のスイッチをオンにしたら、下部の[暗号化]にパスワードを入力して設定しましょう。
❸ ❷でパスワードを設定した外部ストレージは、アクセスする際に認証が求められます。[ロックを解除]をタップしましょう。
❷設定したパスワードを入力し、[ロックを解除]をタップすればアクセスできます。
❸Macに接続した際も同様です。入力して[ロックを解除]をクリックすると、デスクトップ上にマウントされてアクセスできる状態になります。

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著者プロフィール

松山茂

松山茂

東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

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