アフターコロナで出社が増えたという会社も多い中、Web会議自体はもはや一般化しています。そんな中、画面に自分の顔が映る機会が多いと、ほかの人からの「見え方」が気になることはありませんか? とくに朝の早い時間や、疲れがたまっているときは、お肌のコンディションをキープするのはなかなか難しいものです。
そこで、利用者が多いWeb会議ツールである「Google Meet」の標準機能を活用して、手軽に美肌を演出する方法をご紹介します。特別なアプリや機材は必要ありません。今日から使える簡単な“映え”テクニックを駆使して、毎日のWeb会議に自信を持って臨みましょう!
ワンクリックですべすべ肌を手に入れよう!
まずは、各種美肌設定をする方法です。Google Meetを開いたら、画面中央下部の[…]をタップし、[ビジュアルエフェクトを適用]を選択しておきましょう。すると、自分の顔の右側に、常にツールが開いておくようになります。
下の画像は無加工のもの。口元にニキビがあったり、目の下がくすんでいたりと、まったく映えません。
そんなときは、画面右から[表示]タブを開き、[ポートレートレタッチ]をオンにして、[ナチュラル]を選びましょう。すると、どうでしょう? 頬と唇がピンクになり、血色感がでた気がしませんか。くすみ感も払拭されたように見えます。
もっと美肌になりたいなら、[スムーズ]をクリックしましょう。肌がつるんと加工され、もうニキビも見えませんよね!
調光して“明るい印象”を与えよう!
肌はきれいになったけど、調光の関係で顔色が悪く見える…というときは、「スタイル」を操作することで解決できるかもしれません。
たとえば[太陽光]を選ぶと、名前のとおり日が差し込むエフェクトをつけられます。画面全体が明るくなり好印象を与えられそうです。
[曇りの日]を選ぶと、画面全体がうっすら白くなり、髪や肌も色素が薄くなります。
TPOにあった背景を使おう!
また、背景画像を変えることで、TPOにあった環境を演出できます。「背景」には、窓が広くて天井が高い豪邸のようなものや、リラックスできそうなカフェなど、さまざまな種類が用意されています。
私のお気に入りの背景は「入り江のそばにあるホームオフィス」。窓から見える街並みが可愛いんです!
「オフィスのカジュアルな会議スペース」もおすすめです。
この背景を選択した状態で、[表示]から[スタイル]→[太陽光]をつけてみると、まるで部屋に日がさしているかのようになり、よりいきいきとした画になります。
ちなみに、帽子やメガネ、動物の耳などのアイテムを自分の顔に反映する機能も用意されています。デザインが派手なので、飲み会や友人との通話などのプライベートな場面で利用するとよいでしょう。
Google Meetの標準機能を使って、簡単に美肌になれるテクニックをお伝えしました。これらの方法を活用すれば、特別な準備やコストをかけずに、Web会議を楽しく臨めるはずです。ぜひ、試してみてください!
著者プロフィール
中臺さや香
Mac Fan編集部所属。英日翻訳職を経て、編集部へジョインしました。趣味はピアノを弾くこと、読書、最新のガジェットを触ること。月に一度、Appleに関する最新情報を生配信で解説している「Mac Fan News」も見にきてください!