DJIは、初めてドローン空撮に挑戦するユーザーを想定した新シリーズ「DJI Lito」を発表しました。ラインアップは、手頃な価格の「Lito 1」と、より高機能な「Lito X1」の2モデル。全方向障害物検知をはじめとする安全機能と、自動撮影モードを組み合わせることで、操縦に不慣れでも高品質な映像を撮影できる点が特徴です。空撮をもっと身近にするエントリー向けシリーズとして注目されます。

初心者でも不安なく飛ばせる安全設計
「Lito」シリーズの大きな特徴は、ドローン初心者でも安心して扱える安全設計。両モデルとも全方向障害物検知システムを搭載し、壁や地形などの障害物を検知すると、機体が能動的に回避動作を行います。離陸から着陸まで、操縦者が細かく気を配らなくても安全性を確保しやすいので、気軽に操作できます。
上位モデルの「Lito X1」では、この安全機能をさらに強化。前方LiDARを追加することで、暗所を含む複雑な環境でも高精度な障害物検知を可能にしています。両モデルともに最大36分の飛行時間、10.7m/sの耐風性能も備えており、屋外での撮影でも安定したフライトが期待できます。

自動撮影と高画質で「それっぽい映像」が簡単に
カメラ性能もエントリーモデルとしては充実しています。Lito 1は1/2インチCMOS・48MPセンサーを搭載し、最大8K写真と4K動画撮影に対応。f/1.8の明るいレンズにより、夜景でも低ノイズな映像を記録できるといいます。
一方、Lito X1は1/1.3インチCMOSセンサーを採用し、最大14ストップのダイナミックレンジや10-bit D-Log M対応のHDR動画撮影に対応。より本格的な映像表現を目指すユーザーにも応える仕様です。
さらに、両機種ともにアクティブトラックやクイックショット、マスターショット、ハイパーラプス、パノラマといったDJIおなじみの自動撮影機能を搭載。最高12m/sで飛行中でも被写体を追尾でき、複雑なカメラワークを自動で実行できる点は大きな魅力です。

2モデルの違いがひと目で分かるスペックと価格
Litoシリーズは、用途と予算に応じて選べる2モデル構成です。Wi‑Fi 6によるクイック転送(最大50MB/s)に対応し、Lito X1には42GBの内蔵ストレージも搭載されています。価格差はありますが、安全性と画質をどこまで重視するかが選択のポイントになりそうです。
| Lito 1 | Lito X1 | |
|---|---|---|
| センサー | 1/2インチ CMOS | 1/1.3インチ CMOS |
| 有効画素数 | 48MP | 48MP |
| 写真解像度 | 最大8K | 最大8K |
| 動画 | 4K | 4K(HDR対応) |
| 障害物検知 | 全方向 | 全方向+前方LiDAR |
| 最大飛行時間 | 約36分 | 約36分 |
| 内蔵ストレージ | なし | 42GB |
価格
- DJI Lito 1:47,520円
- DJI Lito 1 Fly More コンボ:69,300円
- DJI Lito X1:54,450円
- DJI Lito X1 Fly More コンボ:95,700円
- DJI Lito X1 Fly More コンボ Plus:108,900円
DJI Litoシリーズは、「安全に飛ばせること」と「簡単にきれいな映像が撮れること」を重視したエントリー向けドローンです。価格を抑えて空撮を始めたいならLito 1、暗所撮影や安全性をより重視するならLito X1が向いています。初めての一台としても、長く使えるサブ機としても検討価値のあるシリーズといえるでしょう。

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