※この記事は『Mac Fan』2023年8月に掲載されたものです。
サインや暗証番号が不要。タッチ決済はとにかくスマート!
当連載の前回と前々回では、タッチ決済対応の「Visa」ブランドのクレジットカード(以降、Visaカード)を海外旅行で多用した話をしましたが、よくよく考えると日本国内での活用についてあまりお話ししていませんでした。そこで今回は、日本国内で利用する方法と、現在開催中のお得なキャンペーンについて詳しく解説していきたいと思います。
まず、ここ数年以内に発行された一部のVisaカードにはタッチ決済機能が備わっています。一定の金額を超えない範囲であれば、サインや暗証番号の入力が不要でスピーディに決済できるのがメリットで、クレジットカード現物のほか、Apple payやGoogle Payに登録して使うこともできます。手持ちのカードの対応有無を調べるには、Wi-Fiマークを横に倒したようなマークがカードに刻印されているか確認しましょう。このマークがある場合はタッチ決済を利用でき、非対応の場合はカード発行会社に申し込むことでタッチ決済付きのカードに切り替えできる場合もあります。発行可否や再発行料の有無はカードによっても異なりますので、調べてみてください。
タッチ決済に対応するカードは、Wi-Fiマークを横に倒したようなマークがあります(この場合は右上に表示されています)。
最大7%のポイント還元! 各社のキャンペーンをチェックしよう
たとえば、三井住友ブランドの一部のVisaカードでは、対象の店舗でタッチ決済するのが今とってもオトク。2023年6月中まで、通常の0.5%還元に加えて、200円ごとに追加で4.5%還元というキャンペーンを開催中です。さらに、7月からは通常還元+キャンペーン還元率の合計がなんと7%に増える予定です。
三井住友ブランドのVISAカードなら、対象の店舗でかなりお得に支払えます
気になる対象の店舗は、日本全国のセブンイレブンやローソン、マクドナルド、ドトール、すき家、サイゼリア、ガストなど。私はこれらの店舗では、迷わずVisaカードのタッチ決済で支払っています。ただし、注意してください。このキャンペーンはクレジットカード現物と、Apple PayやGoogle Payでの“タッチでのクレジットカード決済”でないと還元対象になりません。三井住友カードに同時付帯するiDや、カードを決済端末に差し込む磁器決済などは還元率が下がります。
また、交通機関の利用時にはSuicaなどの交通系ICカードを利用している人がほとんどかと思いますが、実はVisaカードのタッチ決済を利用できるバスや鉄道が徐々に増えています。改札周りの決済機器は大掛かりで導入コストが高いという問題があるため、これから新規導入される設備はタッチ決済対応端末が増えてくると思われますし、このタッチ決済を広めるためのキャンペーンも多数開催されています。
たとえば、日本国内で発行されたタッチ決済対応Visaカード(※一部を除く)を持っている場合、特定のバスや鉄道、フェリーなどの交通機関でVisaのタッチ決済を行うと、利用金額の50%が還元されるキャンペーン(還元の上限額は500円)が定期的に開催されています。残念ながら現在は対象期間外ですが、キャンペーン開催時にはVisaの公式Webサイトに期間や対象の交通機関がアップされるので、ぜひ定期的にチェックしてみてください。
ちなみに、先ほど取り上げた三井住友ブランドの5%還元キャンペーンですが、当初はファミリーマートも参加していました。しかし、現在はファミリーマートでの追加還元が終了しており、今後ほかの店舗でもキャンペーンが終了する可能性も考えられます。ですので、今すぐVisaカードを使ったタッチ決済を始めて、今のうちにポイントをたっぷりもらっておきましょう!
Visaブランドのクレジットカードでタッチ決済すれば、暗証番号やサインいらずでスピーディに支払えます。今ならポイント還元率もかなりの高水準です!