校務DXが進むなか、教職員が日々利用する端末や校務環境をどのように整備していくかは、自治体・教育委員会、学校現場にとって重要な検討テーマになっています。
クラウド上での校務実施、ロケーションフリーな働き方、データ利活用・データ連携、強固なアクセス制御、ネットワーク統合、クラウド型校務支援システムの整備など、次世代の校務環境に求められる要件は広がり続けています。
そうした流れのなかで、教職員端末についても「従来どおりでよいのか」「校務DXにふさわしい端末環境とは何か」をあらためて考える必要が出てきました。
Appleビジネス情報メディア「DouBt」では、2026年7月30日(木)にオンラインウェビナー「校務Mac:次世代校務DXの現場から」を開催します。
本イベントでは、「校務Mac」をテーマに、調達・セキュリティ・運用の全体像、自治体における導入・運用の実践、そして教員の立場から見た校務・授業準備・教材制作でのMac活用について、3つの視点から考えます。
なぜ今、「校務Mac」を考えるのか
校務DXは、単に紙の書類をデジタル化したり、校務支援システムを導入したりするだけの取り組みではありません。教職員がどこからでも安全に必要な情報へアクセスでき、校務データを活用しながら、学校運営や教育活動をよりよくしていくための環境整備です。
そのためには、システムやネットワークだけでなく、教職員が毎日使う端末そのものも重要な検討対象になります。
校務用端末に求められるのは、文書作成や表計算といった基本業務への対応だけではありません。クラウドサービスとの親和性、セキュリティ対策、端末管理、運用負荷、既存環境との接続、授業準備や教材制作への活用など、多面的な視点が必要です。
一方で、いざMacを校務用端末として検討しようとすると、次のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
- 校務端末としてMacを選ぶ場合、何から検討すればよいのか
- 既存の校務支援システムやプリンター、周辺機器との関係をどう考えるべきか
- MDM、IDaaS、EDR、ZTNAなどの管理・セキュリティ要件をどう整理すればよいのか
- Google WorkspaceやMicrosoft 365など、クラウド環境との組み合わせをどう考えるべきか
- 自治体や学校の規模、運用体制によって、どのような導入パターンが考えられるのか
- 実際に教員は、校務や授業準備、教材制作でMacをどのように活用できるのか
本ウェビナーでは、こうした疑問に対して、専門家・自治体・学校現場の3つの立場から具体的に掘り下げます。
3つの視点から考える「校務Mac」
1. 調達・セキュリティ・運用の全体像を整理する
基調講演では、一般社団法人 iOSコンソーシアム 代表理事の野本竜哉氏が登壇します。
講演テーマは「校務Macをはじめるための論点整理 —調達・セキュリティ・運用の全体像と3つの導入パターン—」。
校務のクラウド化やゼロトラスト化が進むなかで、校務用端末にMacを使いたいという関心は高まりつつあります。一方で、「どこから始めればよいのか」「既存システムやプリンターは使えるのか」「管理・セキュリティの考え方をどう整理すべきか」といった不安もあります。
本講演では、文部科学省の校務DX方針など国の動向を踏まえながら、校務Macを調達する際に検討すべき仕様、管理、セキュリティ、運用のポイントを整理。MDM、IDaaS、EDR、ZTNA、Google Workspace、Microsoft 365、生成AIといったキーワードも、できるだけわかりやすく噛み砕きながら解説します。
また、周辺環境も含めた導入パターンや、検討時に確認しておきたいチェックポイントについても紹介します。
2. 自治体における導入・運用の実際を知る
続いて、利島村教育委員会 教育長の三室哲哉氏が登壇します。
講演テーマは「利島村の校務Mac —規模を問わず効く、導入の判断軸と運用の実際—」。
校務Macの導入・運用は、自治体の規模や体制によって検討すべきポイントが大きく変わります。大規模自治体と小規模自治体では、予算、人的体制、ネットワーク環境、サポート体制、学校との距離感など、前提条件が異なるからです。
本講演では、利島村における校務Mac整備の背景、意思決定のプロセス、端末・環境選定、運用、教職員への展開について紹介します。
小規模自治体だからこそ直面する課題や、限られた体制のなかで実践してきた工夫を通じて、他自治体が校務環境を検討する際のヒントを探ります。
3. 教員の現場視点から、校務端末に求められる要件を考える
最後に、一般社団法人 YohakuEducation代表/聖徳学園中学・高等学校 Program Coordinatorの品田 健氏が登壇します。
講演テーマは「教員が語る校務Macの必要性 —校務・授業準備・教材制作の現場から—」。
校務端末を検討するうえでは、調達や運用の視点だけでなく、実際に使う教職員の視点も欠かせません。端末は、日々の校務を処理するための道具であると同時に、授業準備や教材制作、児童生徒との学びを支えるための道具でもあります。
本講演では、学校現場から見た課題、教員の立場から見た校務Macの必要性、教職員端末に求められる要件について紹介します。
校務、授業準備、教材制作といった日々の業務のなかで、Macがどのように活用されるのかを、現場視点で考えます。
このウェビナーでわかること
本ウェビナーでは、校務Macを検討する前に整理しておきたい論点、自治体での導入・運用のリアルな事例、教員の現場視点から見た校務端末の要件を学ぶことができます。
特に、次のような方におすすめです。
- 校務DXを推進している自治体・教育委員会のICT担当者
- 教職員端末の更新や見直しを検討している教育委員会・学校関係者
- 校務用端末としてMacを選択肢に入れるべきか検討している方
- MDM、クラウド、セキュリティ、ゼロトラストなどの論点を整理したい方
- 実際の自治体事例や学校現場での活用イメージを知りたい方
- 校務だけでなく、授業準備や教材制作まで含めた端末活用を考えたい方
開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 校務Mac:次世代校務DXの現場から |
| 開催日時 | 2026年7月30日(木)13:00〜17:00 |
| 申込締切 | 2026年7月30日(木)12:50 |
| 開催形式 | オンライン |
| 参加費 | 無料 |
| 参加方法 | お申し込み後、開催前日までに視聴用URLをメールでお送りします |
| お問い合わせ | 「校務Mac:次世代校務DXの現場から」運営事務局 |
校務DXの次の一手を、端末環境から考える
校務DXを進めるうえで、システム、ネットワーク、セキュリティ、クラウド活用は欠かせないテーマです。しかし、それらを日々使いこなす教職員の手元にある端末もまた、校務DXの成否を左右する重要な要素です。
Macは、校務用端末としてどのような可能性を持つのか。導入にあたって、どのような条件や準備が必要なのか。自治体や学校現場では、どのような判断軸で端末環境を整えていくべきなのか。
「校務Mac:次世代校務DXの現場から」では、専門家、自治体、教員の3つの視点から、次世代の校務環境を考えます。
校務DXを推進したい自治体・教育委員会のICT担当者、学校の情報担当者、次世代の校務環境を検討する管理職・教職員の皆さまは、ぜひご参加ください。
