iPadがスポーツのフォーム確認に役立つデバイスであることは意外と知られていません。フォーム確認をする際には、お手本となるフォームと自分のフォームを見比べる必要がありますが、iPhoneを使うとなると、2本の動画を表示するには窮屈なサイズ感です。そこで大画面のiPadが活躍します! これから取り上げるアプリを使えば、画面を分割してコマ送りしたり、同時再生したりして、より正確にフォームを見比べられます。ぜひスポーツの上達に活用しましょう。
スポーツの上達は自分のフォームの把握から!
秀逸アプリを使ってフォームチェックしよう!
ダンスの完コピを目指そう!
お手本動画と自分の動きを並べたり重ねたりして、フォームを練習できるレッスンアプリ。左右反転や範囲指定リピート機能があり、特にダンスの振り付けをコピーしたい人におすすめです。
プロのスイングから学ぼう
ゴルフのレッスンプロによるお手本スイング動画が、無料で見放題、ダウンロードし放題の太っ腹アプリ。再生速度は最大8分の1まで対応、240fpsの高精細な超スロー映像で確認できます。自分の動画と並べて比較することも可能です。
AIがランニングフォームを解析
アシックスとDKHが共同開発した無料のランニングフォーム診断アプリ。撮影した動画をもとに、AIがランニングフォームを解析し、数値とコメントで評価します。撮影条件が厳しく、精度もやや気になりますが、未来感のあるアプリです。
あらゆるスポーツのフォームに活用
30種類以上のスポーツで使用され、プレイヤーのみならず指導者にも人気のフォームチェックアプリ。スロー再生やコマ送りなどの操作が用意されています。チームやコミュニティ機能を使えば、メンバーとの動画のシェアも簡単。
あなたもフォームチェックにチャレンジ!
今日からできる! アプリを使った3種目実践レポート
ダンスの場合
(1)「Fun!Lesson」を起動し、左画面で読み込んだ動画を再生、右画面で自分の動きを録画します。
(2)録画を終了したら、再生しながらフォームを見比べます。スロー再生や反転、コマ送り機能が便利。
(3)2つの動画を重ねて再生するクロスウインドウ機能も便利です。
筋トレの場合
(1)「Hudl Technique」にお手本動画を取り込みます。トリムや反転などの編集も可能。
(2)自分の動きと比較して、描画ツールで角度を測ったり、マークを付けられます。
(3)動画を重ねて再生できるうえ、ピンチイン・ピンチアウトで位置を簡単に調整できます。
ランニングの場合
(1)「Run-DIAS」を起動し、撮影条件に合うようにランニング中の動画を撮影します。
(2)解析は1本の動画につき1回まで。1分ほどで解析が完了し、数値とコメントで評価されました。
(3)動画では動作解析AIがスティックピクチャを自動生成。身体のブレや姿勢の癖がわかります。
iPadで使えるスポーツアクセサリ
縄跳びの回数を正確に記録
Tangram Factory Smart Rope LED縄跳び
【発売】Tangram Factory
【価格】1万2000円前後
縄跳びとiPadをペアリングすると、縄跳び中の消費カロリーと運動時間をモニタリングできます。
運動中の心拍数をチェック
激しい運動でも動作するチェストベルト型の心拍計。本格的なトレーニングでも正確に心拍数が測定されます。
スイングのスピードが丸わかり!
野球のバットスイングを解析する「スイングセンサー」。記録したデータを元にバッティング速度などが可視化できます。