ブラウザ好きの僕としては、ちょっと気になるニュース。WEBブラウザの「Opera」に「Opera 10.50 Beta」のMac版が公開された。「地球上で最速のブラウザ」と謳うWEBブラウザだが、Mac版も本当に高速なのか試してみた。
まず、Opera自ら「最も速い」と謳っているジャバスクリプトエンジン「Carakan」をテスト。ベンチマークサイトの「SunSpider JavaScript Benchmark」で計測したところ447.4msという数値を叩き出した。数値が少ないほど高速で、比較計測したSafariでは490.2ms、Firefoxでは1440.8msという結果となった(MacBookプロ2.53GHzにて計測)。
また、5サイトほどのニュースサイトを表示させて、記事が表示されるまでの時間も計測してみたが、safariに対して7割~5割程度の時間で完了した(Googleニュースに掲載された記事を無作為にクリックして計測)。
「最速のブラウザ」というフレーズは伊達ではないようだ。
WEBブラウザを介してファイル共有を行う「Opera Unite」など魅力的な機能も複数備えていて、インターフェイスもいい。しばらく使ってみようかな…と思ったのだが、β版だからなのか動作が安定しない。スクロールやクリック時の挙動が怪しいときがあるのだ。
安定してくれればいいブラウザだと思うのだけれど。個人的に、引き続き今後の動向をチェックしていこうと思う。