iPhoneのメモは、内容によっては誰かに見せながら説明するような場合もあることを考えると、人の目に触れる可能性が意外に高いものです。もちろん、他人には見せたくないメモもあるかと思いますが、そんなときはロックをかけて、認証を通さない限り見えないようにしておくことをおすすめします。
まずはロックをかけたいメモを選択し、右上の[共有]ボタンをタップ、一番下の段をスクロールさせて[メモをロック]を選択します。
すると、初回はこのように、メモをロックするためのパスワードの設定画面になるので、パスワードを設定しましょう。認証にTouch IDやFace IDを利用するかどうかも、ここで設定できます。パスワードの設定は「設定」アプリのメモからも可能です。
二回目以降は、Touch ID/Face IDによる認証かパスワードの入力を求められる形となります。パスワード設定は個別ではなく「メモ」アプリ全体でひとつです。ただし、パスワードのリセットをした場合、古いパスワードでロックされたメモは、古いパスワードが要求されることに注意しましょう。
ロックがかかるとこのように表示され、解除しようとすると認証を求められるようになります。ロックを削除したい場合は、[共有]ボタンから、ロックの設定をしたときと同じような操作を行えばOKです。
設定の仕方が[共有]ボタンからといささか遠回りであまり認知されていない機能に思えますが、役立つこともあるのでぜひご活用ください。