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CASETiFYとBMWがコラボレーション。ただの“ロゴを載せたiPhoneケース”じゃない! 車体のリサイクル素材を使用した、ファン垂涎のラグジュアリーアイテム

CASETiFYとBMWがコラボレーション。ただの“ロゴを載せたiPhoneケース”じゃない! 車体のリサイクル素材を使用した、ファン垂涎のラグジュアリーアイテム

CASETiFYとBMWがコラボレーション。iPhoneおよびモバイルデバイスのアクセサリが多数登場する。

カスタマイズ性が豊富なiPhoneケースで知られるCASETiFYが、言わずと知れたドイツの自動車メーカー・BMWとコラボレーションする。

登場するのは、「BMW | CASETiFY」、そして「BMW M | CASETiFY」の2つのコレクション。いずれのアイテムも、両ブランドのデザイン性、革新性、そしてサステナビリティの精神を見事に融合させている。

「BMW | CASETiFY」および「BMW M | CASETiFY」は、2025年4⽉22⽇(⽕)より発売開始。CASETiFYオンラインストアなどで購入できる。画像●CASETiFY

“コラボ”の枠を超え、両ブランドの魅力が融合したラインアップ

“iPhoneケースとブランドのコラボ”というと、ケースの上にロゴがプリント製品が思い浮かぶ。もちろんそれが魅力的なことも往々にしてあるのだが、本コラボはそれらとは一線を画す。

なんと「BMW | CASETiFY」コレクションでは、BMWの⾃動⾞からリサイクルされた素材を用い、iPhoneケースやApple Watch用バンドに昇華しているのだ。これはファン垂涎ではなかろうか。

BMWの車体に使用されたプラスチック、アルミニウム、ゴムなどをアップサイクルしている。

「BMW | CASETiFY」コレクション

iPhoneケース、カメラリング、スマホストラップとして使えるチャーム、Apple Watch用バンドなどをラインアップ。いずれも、BMWの車体のリサイクル素材を使用する。

CASETiFY Global パートナーシップ統括・Beatrix Wong(ベアトリクス・ウォン)氏は、「BMW車両の一部を再活用し、“素材”をデザインに昇華させるというまったく新しい挑戦を通して、サステナブルでありながら高い美しさと機能性を兼ね備えた、非常に野心的なプロダクト」だと話す。

「BMW | CASETiFY」コレクションのラインアップ。

「BMW M | CASETiFY」コレクション

そもそも「BMW M」とは、BMWがサーキットで鍛え上げ、得たノウハウを落とし込んだモデルの総称だ。BMWによると、「M」の称号は「究極のスポーツ・ドライビングの証」だという。

そして「BMW M | CASETiFY」コレクションには、その高いパフォーマンスと、CASETiFYのデザイン性が落とし込まれている。「BMW | CASETiFY」コレクションよりもラインアップの幅が広く、MacBook用のケースやMagSafe対応のワイヤレス充電機など、注目アイテムが目白押しだ。

「BMW M | CASETiFY」コレクションのラインアップ。

名車・BMW M3がCASETiFY仕様で登場。垣間見える、コラボレーションにかける“熱意”

発表イベントでは、双方のコラボレーションに対する狙いが話された。

BMW AGのLifestyle Collections Product Managerを務めるAgnes Settele(アグネス・セトゥル)氏は、「BMWブランドの中核にある“Freude(よろこび)”を感覚的に伝えるべく、ライフスタイルの新たな領域へとアプローチしていきたい」と話す。また、BMWは“本質的なコラボレーション”を重要視しており、パートナーにとっては“タフな相手”だと自認しているという。

一方、CASETiFYのベアトリクス氏は、「弊社が取り組んできた、革新的なアイデアやサステナブルな製品開発にBMWの理念に合致し、今回のイノベーティブなコラボレーションが実現した」と語った。

イベントに登壇した、CASETiFY Japan ジェネラルマネージャー・ゲーリー福元氏(左)、BMW AGのアグネス・セトゥル氏(中央)、CASETiFYのベアトリクス・ウォン氏(右)。
発表イベントが行われたのは、麻布台ヒルズにあるブランドストア・「FREUDE by BMW」。会場の外には、CASETiFY仕様にあしらわれた名車・BMW M3が展示されていた。バンパー部分には、使用済みスマホケースを再利用したRe/CASETiFY素材を使用しているという。両ブランドが、このコラボレーションに欠ける思いが垣間見える。

iPhoneケースの新作発表でイベントが開催されること自体、非常に珍しい。両ブランドにとって、それだけ重要なコラボレーションということだろう。

コラボレーションアイテムの詳細は、コレクションの専用ページでチェックしていただきたい。なお価格は、スマホケースが6050円〜。テックアクセサリーが5280円〜となっている。

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著者プロフィール

関口大起

関口大起

『Mac Fan』副編集長。腕時計の卸売営業や電子コミック制作のお仕事を経て、雑誌編集の世界にやってきました。好きなApple Storeは丸の内。Xアカウント:@t_sekiguchi_

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