Beatsは、アメリカのラッパーであるDr. Dreと、実業家のJimmy Iovineによって2006年に設立されたオーディオブランドだ。アイコニックなデザインと重低音の再現、そして中音域や高音域のバランスが評価され、数々の名作イヤフォン、ヘッドフォンをリリースしている。2014年には、M&AによってAppleファミリーとなり、以降も多数の製品を世に生み出してきた。
日本人にとっては、2024年9月5日に大谷翔平選手が公式ブランドアンバサダーに就任したのが記憶に新しい。大谷選手と“おそろい”ができるモデルについては、コチラの記事にまとめているのでぜひご覧いただきたい。
そんなBeatsから、「MagSafe対応 Beats iPhone 16ケース」が発売された。BeatsがiPhoneケースを手がけるのは、ブランド史上初のことである。
iPhoneを優しく守るApple純正のポリカーボネートケース
「MagSafe対応 Beats iPhone 16ケース」のカラーバリエーションは、「ミッドナイトブラック」「サミットストーン」「リップタイドブルー」「サンセットパープル」の4つ。傷に強い光沢感のあるコーティングが施されていることもあり、いずれもかなりツヤ感のある仕上がりだ。
ケース表面の素材はポリカーボネート。縁部分には柔軟性があるため、ホールド感は非常に高い。また、28.32〜33.2gと軽量なのも好印象だ。
また、裏地には柔らかいマイクロファイバーを採用している。ケースのカラーごとに配色が異なり、「ミッドナイトブラック」はイエロー。「サミットストーン」はオレンジ。「リップタイドブルー」と「サンセットパープル」は同系色だ。
「カメラコントロール」に対する、純正だからこその気遣い
AppleファミリーであるBeatsブランドから登場したiPhoneケースらしく、ボタンなどは完璧にフィットしている。サードパーティ製のケースとの大きな違いは、iPhone 16で登場した「カメラコントロール」へのアプローチだろう。
サードパーティ製品の多くは、ケースをくり抜くようにしてカメラコントロールに対応している。一方「MagSafe対応 Beats iPhone 16ケース」は、導電層を重ねたサファイアクリスタルによって、カメラコントロールを保護しながら快適な操作感を実現した。実際、操作性は極めてスムース。ケースのあるなしで使いやすさに差は出ない。
なお、iPhone 16用のケースゆえにカメラコントロールをピックアップしたが、「アクションボタン」についてもしっかり保護している。当然、操作性も抜群だ。
iPhone 16のポテンシャルをフルに引き出すためにも、製品を知り尽くしているからこそ作れる、パーフェクトフィットなBeatsのケースを選んでみてはいかがだろうか。
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著者プロフィール
関口大起
『Mac Fan』副編集長。腕時計の卸売営業や電子コミック制作のお仕事を経て、雑誌編集の世界にやってきました。好きなApple Storeは丸の内。Xアカウント:@t_sekiguchi_