Macの「探す」ソフトを使うとき、実際にMacが置かれている場所とは異なる位置が現在地として示されることがあります。これは、「探す」ソフトがWi-Fiの接続ポイントからMacの位置を割り出していることが原因と考えられます。そのため、Wi-Fiのアクセスポイントから距離が離れていると、それだけ位置表示の精度は落ちてしまうのです。
一方、GPSやモバイル通信回線が使えるiPhoneの場合、より正確に位置情報を表示できます。たとえばiPhoneとMacBookが入ったカバンを紛失してしまったとき、それぞれのデバイスが少し離れた場所にあったら、より位置が正確だと考えられるiPhoneを基準に探すほうが発見の可能性が高まるでしょう。


※この記事は『Mac Fan』2024年5・6月合併号 特別冊子「Macで困ったときに開く本」に掲載されたものです。