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iPhoneに“直挿し”できるUSBメモリ。 「600-IPCLED」レビュー/マグネットで背面にも張り付く!

著者: 佐藤彰紀

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iPhoneに“直挿し”できるUSBメモリ。 「600-IPCLED」レビュー/マグネットで背面にも張り付く!

わずか14gのコンパクトボディのUSBメモリ。 iPhoneに接続しても重さを全然感じないぞ!

コンパクトなUSB Type-Cメモリ「600-IPCLED」。接続しているiPhone15 Proと比較すると小ささが際立つ。

サンワサプライ社製のUSBメモリ「600-IPCLED」は気軽に持ち運びできる重さ、サイズ感が魅力だ。USB-Cポート搭載のスマートフォンに直挿しすることで、手軽にデータを移動できる。画像を見ればわかるとおり、サイズは iPhone 15 Proの6分の1以下だ。重量も極めて軽い、14g。iPhone 15 Proは187gなので、10分の1にも満たない。

データ容量は128GB/256GB/512GBの三種類。自分に合った容量を選べるのもグッドポイントだ。

データ転送速度は、読み取りで160MB/s、書き込みで120MB/s。実測すると、読み取りは110MB/s、書き込みは127MB/sほどだった。ちょっとしたデータの保管や移動に使うことの多いUSBメモリなら、必要十分なスペックだと思う。

転送しながら充電にも対応! USB-Cポートはマイクやイヤフォンも接続できる優れもの

「600-IPCLED」はUSB-Cポートとコネクタをそれぞれ1つずつ搭載している。そのためiPhoneに直挿しした場合、さらにUSB-Cポートに電源を接続することでiPhoneに給電することも可能だ。データ転送しながら、充電ができるため、仮に大容量データを扱う場合も安心だろう。USB PDで27Wの急速充電を実現するほか、液晶には充電ワット数や温度などの情報が表示される。

メモリの下部分にType-Cのポートがあり、充電、マイク接続などが可能。通常は液晶中央にメモリの消費電力が表示されるが、充電中は充電のワット数を表示してくれる。液晶右側にはメモリ本体の温度、左側にはストレージの容量も表示される(残容量ではないので注意)。容量表示の下には転送速度が表示。

MagSafe対応だから接続中の安定感も抜群だ!

コンパクトさや軽さだけではなく、iPhoneの背面に張り付けられる仕様も魅力だ。MagSafe対応で強力に張り付き、付属のケーブルを使えば、背面に吸着したままiPhoneに接続することもできる。安定感に優れるため、たとえば移動しながらデータ転送することも可能なわけだ。延長ケーブルは長さが異なる2種類が同梱されているので、自分のiPhoneのサイズにあったものを使おう。

延長ケーブルを使用した際の装着イメージ。MagSafeで磁力吸着するため、直挿しするときよりも安定感がある。

また、USB-Cコネクタががやや長いため、ケースを装着したiPhoneに直挿ししても問題なく接続できた。ケースを外さなくてもそのまま使える。ただし、ケースの厚さによっては接続できない場合もあるので注意が必要だ。

ケースをつけたiPhoneと接続した様子。問題なく接続できた。

「600-IPCLED」はデータの移動やバックアップが「手軽」にできることが魅力といえるだろう。「充電をしながら」「持ち運びながら」「音楽を聴きながら」など、さまざまな場面で活用できる。

また、本記事ではiPhoneを中心にレビューしたが、MacやiPad、Androidスマホなどとも利用できる。取り回ししやすく、使いやすく、とにかく手軽な外部ストレージが欲しいなら、ぜひおすすめしたい製品だ。

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著者プロフィール

佐藤彰紀

佐藤彰紀

『Mac Fan』編集部所属。ECサイト運営などの業務を経て編集部へ。好きなものは北海道と競技ダンスとゲーム。最近はXR分野に興味あり。

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