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“声”でiPadを操作する。iPadOS 18の新機能「ボーカルショートカット」の使い方。Siriとも違う便利テク

著者: 松山茂

“声”でiPadを操作する。iPadOS 18の新機能「ボーカルショートカット」の使い方。Siriとも違う便利テク

iPadの「ボーカルショートカット」機能をご存じでしょうか。設定した単語や文章でiPadに話しかけることで、「ショートカット」などを実行するiPadOS 18の新機能です。

本記事では、一例として「天気」アプリの気象状況から得た降水確率を音声で読み上げるショートカットを用意し、それをボーカルショートカットで実行する手順を解説していきます。

「ボーカルショートカット」の設定手順。まずは「ショートカット」を用意しよう

❶今回は一例として「『天気』アプリの気象状況から得た降水確率を音声で読み上げる」ショートカットを使います。内容は上図のとおり。
❷続いて「ボーカルショートカット」を使う準備を進めます。「設定」アプリ→[アクセシビリティ]→[読み上げ]で[ボーカルショートカット]をタップ。
❸開く画面で[ボーカルショートカットを設定]を選択します。
❹[ボーカルショートカットを設定]と表示されたら、[続ける]をタップします。
❺アクションの選択画面が表示されるので、[降水確率を読み上げる]を選択しましょう。
❻[カスタム語句]の設定画面が開きます。テキストで入力しましょう。
❼すると、その語句を言うように促されます。表示に沿って、3回声に出しましょう。
❽[アクションの準備完了]が表示されたら、カスタム語句の設定は完了です。
❾[アシスティブボイス機能の改善]が表示されたら、[Apple と共有]もしくは[共有しない]のいずれかををタップします。
❿「設定」アプリの[ボーカルショートカット]の画面に戻りました。作成したアクションが表示されているのを確認しましょう。[アクションを追加]でさらに別のアクションも作成できます。

「ボーカルショートカット」を使ってみよう。 iPadに向かって話しかけるだけ!

❶ボーカルショートカットは、指定した語句を話すだけで実行されます。
❷iPadに向かって「今日雨降りそう?」と発声すると、「降水確率を読み上げる」ショートカットが実行されて降水確率を読み上げてくれました。
❸ボーカルショートカットを使わないときは、「設定」アプリの[ボーカルショートカット]の画面でスイッチをオフにしておきましょう。オフにしても作成したアクションは消えないので、またスイッチをオンにすればいつでも使用できます。

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著者プロフィール

松山茂

松山茂

東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

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