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R藤本の「つまらないゲームなど必要ない!Z」/戦闘力たったの5…どころじゃないぞ。ザ、ザコの世界チャンピオンだ…! Apple Arcadeで「LIMBO+」をプレイ

著者: R藤本

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R藤本の「つまらないゲームなど必要ない!Z」/戦闘力たったの5…どころじゃないぞ。ザ、ザコの世界チャンピオンだ…! Apple Arcadeで「LIMBO+」をプレイ

さあ貴様ら! 今月もこのベジータ様がApple Arcadeで遊んでやるぞ。今回プレイするのは、「LIMBO+」。2010年のゲームらしいな。15年前か…ほぼレトロゲームと言ってもいいだろう。

2010年といえば、アニメ「ドラゴンボール改」のセル編が放送されていた時期だ。個人的には西の都から上京してきて2年弱。若手の劇場や地下ライブで修業を繰り返していた時期だな。

そ、そんなことはどうでもいい! さっさとゲームスタートだ!

LIMBO+

【開発】
Playdead
【価格】
無料
【備考】

プレイするには、Apple ArcadeあるいはApple Oneへの加入が必要です。

Apple Arcade

暗闇で目覚めた不気味なガキ。目だけが光る…こいつ、人造人間か?

薄暗い世界で目覚めたガキが1人。不気味に目だけが光ってやがる。何の説明もないが、人造人間の可能性もあるな…。

とりあえず進むことにしよう。この時点でできることは、左右の移動とジャンプのみ。ジャンプと言っても自分の身長ほども飛べん。カカロットのガキのように、潜在能力が目覚めることを期待するぜ。

暗くてよくわからんが、丸太の上からジャンプ。たあっ!

…ぐわあっ! すぐに地面に叩きつけられて死にやがった! 弱い…。やはりカカロットのガキのようにはいかんらしい。




弱すぎるガキと過酷すぎる世界。…なるほど…これでいい…

すぐにやり直しだ。今度は飛び降りることなく、慎重に斜面を滑り落ちる…。

…ぐわあっ! 今度は斜面の下にある落とし穴に落ちやがった。全身に棘が突き刺さり死亡…。カカロットのガキの修業も、ここまで過酷じゃなかったぞ!

30秒も経たないうちに2回も死ぬとは…。クリリンですら、2回目の死まで10年近く経っているのにな。

その後も何かに乗ったりロープにぶら下がったり、手探りで進む。そう「LIMBO+」の世界にヒントは一切ない。

俺様は物を押す/引くの操作がわからず、数分間無駄にしてしまった。これでははやい段階で諦める奴もいるだろうぜ。

うおっ! オレ様に思わず声を出させるとは…。難易度はなかなかのものだ

いいか、とにかく油断は禁物だ。こいつは身長ほどの深さの水に落ちただけでも死ぬ。戦闘力たったの5どころじゃない。カメハウスにいたウミガメと同じ0.001が妥当だな。

1分に1度、死の罠が待ち受けていると思ったほうがいいぞ!

この一見すると草のように見えるギザギザも、通ってみるとトラバサミだ。一瞬で挟まれ、グルドのように首がちぎれて死ぬ。

BGMもない中、グサッ、グチャッなどというリアルなSEも相まって、なかなかグロいぞ。

慎重に進んでいても初見では回避できず、思わず「ああっ!?」「うおっ!」などと声が出てしまう。我ながら情けない声だ…。




ストーリーや操作法の説明は皆無。勝手に想像しろ…ってことか?

注意すべきはトラップだけじゃない。進んでいくと、巨大グモや人間らしき奴らが襲いかかってきやがる。

オレ様なら返り討ちにしてやるんだが、このゲームに攻撃する術はない。逃げ切るか道中のトラップを利用するのだ。力がないなら頭を使え!

しかし、どこまで進めてもストーリーすらわからない。いつまでこの感じが続くのか不安になりつつ、4時間経過したくらいでクリアしてしまった。ハッキリ言ってやろうか…クリアしても「LIMBO+」のストーリーはまったくわからん!

文字も説明も皆無。暗くてややグロい世界観が受け入れられない奴もいるだろう。だが、常に死と隣り合わせの緊張感の中、手探りで謎を解いていく快感にハマればあっという間だ。

ここは辺獄だったのか。「スピリッツロンダリング装置」は…見当たらないようだな

あとになって調べてみると、「LIMBO(リンボ)」というのは、神学用語で「辺獄」。つまり天国と地獄の間の場所を意味するらしい。閻魔大王のやつが偉そうに座っていやがる、あのあたりのことか? かなり雰囲気が違うがまあいい。今回はフュージョンもせずに済んだしな!

さて、「LIMBO+」はファミコン時代のような厳しさと、オートセーブによるやり直しのしやすさというモダンさ、それらを合わせ持ったゲームといえよう。「アクションパズル死にゲー」といったところか。

そんなジャンルがあるかは知らんがな!




Apple Arcadeとは? 200タイトル以上が揃ったゲームのサブスク

Apple Arcadeは、Appleが提供する定額制のゲームサブスクリプションサービスです。月額料金(900円〜)で、iPhone、iPad、Mac、Apple TV、Apple Vision Proなど複数のAppleデバイスで、広告や追加課金なしに200以上の高品質なゲームを楽しめます。

ジャンルはアクション、パズル、スポーツ、ファミリー向けなど多彩で、人気タイトルから独占配信の新作まで幅広く揃っています。ゲームはオフラインでもプレイでき、家族や友人との共有や対戦も可能。

また、「Apple One」に含まれているため、ほかのAppleサービスとまとめてお得に利用することもできます。さらに、「Apple Games」アプリを使えば、ダウンロード済みのゲームを一括管理でき、プレイ履歴やおすすめの新作もチェック可能。ゲーム好きはもちろん、ちょっとした空き時間に楽しみたい方にもぴったりのサービスです。

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著者プロフィール

R藤本

R藤本

吉本興業所属のピン芸人。1981年3月16日生まれ、福岡県出身。好きなものはドラゴンボール、海(スキューバダイビング)、動物(特にセキセイインコ)、ボードゲーム(海外のものに詳しい)。苦手なものはスポーツ全般、絶叫マシーン、生牡蠣。

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