※この記事は『Mac Fan』2024年4・5月に掲載されたものです。
PontaカードをApple Payに登録する方法!
時はポイントカード戦国時代、三井住友グループが運営するVポイントにTポイントが統合される予定など、各社は覇権争いの真っ只中です。そんなポイントカードの中でも特に便利なのが、Apple Payに登録できる「Ponta」です。「もうApple Payに登録しているよ」という人もいるかと思いますが、実はあまり知られていない便利でオトクなサービスがあるのです。
まずは、PontaをApple Payに設定する手順を確認しましょう。iPhoneアプリ「Ponta」の場合、画面に従って会員登録などを終えたら、[バーコード]タブをタップし、[Apple Walletに追加]ボタンを押しましょう。すると「ウォレット」アプリが起動するので、[次へ]ボタンを押し、[自動で選択]のチェックを入れて[完了]をタップします。
ローソンでApple Payを利用する際に自動でPontaポイントが付与されるよう、[自動で選択]をオンにしておきましょう。
こうしておけば、ローソンやナチュラルローソン、ローソンストア100でApple Payを使って決済するとき、同時にPontaカードも読み込まれて自動でポイントが貯まります。そう、物理カードはもちろん、Apple PayでPontaカードを提示する必要すらないのです。ただし気をつけたいのが、店員さんに「Apple Payで支払う」と伝えないと自動読み込みは適用されないこと。たとえば「Suicaで」「クレジットで」、と言った場合は対象外です。
また、先程挙げたローソン系列の店舗以外では、Pontaカードの自動読み込みに対応していません。物理カードや「Ponta」アプリでバーコードを表示して、ポイントを追加・利用しましょう。
なお、Pontaは三菱商事の子会社であるロイヤリティマーケティングが運用・管理する共通ポイントカードです。Pontaの登場初期はローソンやゲオなど一部店舗での利用に限定されていましたが、次第に各社との提携が進んでいきました。公式Webサイトによると、2022年7月時点でリクルートやKDDI、JALなどの142社と提携しているそうです。
PontaユーザはリクルートIDを作るべし! ポイントがざくざく貯まります
話は変わりますが、リクルート社提供サービスの共通ID「リクルートID」を利用している人も多いでしょう。これらを利用するときに貯まる「リクルートポイント」は、Pontaポイントに統合できちゃいます。
また頻度はまちまちですが、リクルートIDには期間限定ポイントが付与されることがあるのです。私の場合、なんと「ホットペッパー・ビューティー」で2000ポイント、「ホットペッパー・グルメ」で1500ポイント、「じゃらん」で1500ポイントが知らないうちに付与されていたんです。皆さんも、期間限定ポイントが付与されていないか確認してみるのがおすすめですよ。
「リクルートID」ログイン後の画面。皆さんも、ポイントが付与されているか確認してみましょう。
なお、期間限定ポイントの付与状況を確認する方法はいくつかあります。リクルートIDに登録しているメールアドレスに届く「ポイント加算のお知らせ」メールのほか、リクルートIDのマイページにログインしたあとの画面でも確認できます。Ponta提携サービスで貯めたポイントと併せて、美容院や飲食店、ホテルをオトクに利用しちゃいましょう。
また、Pontaをもっと活用したいなら、忘れてはいけないのがポイントを使った投資です。Pontaは大和コネクト証券と提携しており、1株から株が買える「ひな株」など3種類のサービスでポイントを利用できます。ポイントを使うには、大和コネクト証券の「コネクト」アプリからPontaの会員IDを連携するだけでOKです。もらったポイントだけで投資できるのはうれしいですよね。なにせ、元手が出ていないんですから。
ちなみに私はAppleの株に投資してみようかと思ったのですが、なんと1株で169米ドルと高額でした。いつかPontaポイントで買えるよう、地道にポイントを貯めてみたいと思います!
Apple Payでの支払いと同時にPontaが読み込まれるよう設定しておきましょう!ただし支払い時は「Apple Payで」と伝えるのが必須です