Apple Musicの[見つける]機能は、お気に入りのアーティストの作品を探すのはもちろん、新しい楽曲やアーティストとの出会いの場でもあります。
Apple Musicで新たに配信される楽曲に関しては[新着ミュージック]から探すことができますが、一部のアルバムは音楽CDの時代とは大きく異なった配信方法を採用しています。
CMやドラマで繰り返し流れるような話題性の高い楽曲を先行リリースして認知度を高め、それからアルバムとして収録する残りの曲を[まもなくリリース]機能で配信するのです。
アーティストや制作サイドにとっては、注目された曲をきっかけにそれ以外の作品を知ってもらうことができるなど柔軟なプロモーション活動が行えます。また、リスナーにとっても新曲が気に入ったら、残りの曲も揃ったアルバムがリリースと同時に手に入るという仕組みです。
現在、この[まもなくリリース]の仕組みで配信しているアーティストの作品は、日本のApple Musicでは20ほどですが、今後さらに増えていくでしょう。
リリースと同時に自動で追加
[まもなくリリース]の項目は少しわかりにくい場所にあります。現在は[見つける]カテゴリの[新着ミュージック]で一番下にまでスクロールしないと表示されません。リリースが開始されるとアルバム作品が消えるため、見逃したくない人は定期的にチェックするようにしましょう。
また、リリース予定のアルバムの詳細画面を開くと、先行リリースが開始されている楽曲名は黒く、発売日にリリースされる楽曲名はグレーで表示されています。また、アルバムの解説文ではリリース予定の詳細が確認できます。
先行リリース作品を聴いて残りの楽曲も聴きたくなった場合は、通常と同じように[追加]をクリックしてライブラリに追加します。配信日になると、iPhoneに通知が表示され、自動的に残りの楽曲が追加されるので、リリースと同時にアルバムを楽しめるのです。
(1) Apple Musicで[見つける]の[新着ミュージック]を表示し、スクロールして[まもなくリリース]の項目を表示します。[すべて見る]をクリックすると一覧表示されます。本機能が加わってまだ間もないため、現在日本のApple Musicでは、ラインアップはまだわずか。しかし、今後はもっと多くの作品が加わることでしょう。
(2) リリース直前のアルバムの場合、一部の楽曲だけ先行リリースされている場合があります。ここで[追加]ボタンをタップしてライブラリに追加しておきます。
(3) 配信が開始されると、残りの曲が自動的にダウンロードされてライブラリに追加されます。曲名がグレーで表示されている楽曲が、まだ配信前の曲です。