[1]Photoshop Express
【作者】Adobe Systems 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
画像編集&コラージュの決定版
豊富かつ強力な画像編集・コラージュ機能を搭載したアプリ。画像の自動補正がとにかく優秀で、色味や明るさなどがいまいちな写真でも読み込むだけで自動できれいに補正してくれる。汚れやしみの除去、RAW現像など高度な機能にも対応している。また、カメラロールやCreative Cloud、Dropbox、Facebook、Googleフォトから写真を選んでアップロードするだけでコラージュ画像も作成可能。写真や文字位置からもっとも見栄えのするレイアウトを自動で組んでくれる。
画像編集だけでもかなり使えるアプリだが、Adobeの真髄を見せてくれるのがコラージュ。雑誌のような美しいコラージュをオートで作成可能。
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[2]Adobe Photoshop Fix
【作者】Adobe Systems 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
高度なレタッチが可能
写真のレタッチというと多くの人がMacのPhotoshopを使った高度な写真編集・加工を思い浮かべるだろう。それに限りなく近い編集を可能にしたのが、アプリ版のPhotoshop Fixだ。明るさやコントラスト、彩度などの基本的な編集はもちろん、ワープやコピースタンプ、スポット修復といったPhotoshopならではの機能も備えている。面白いのが顔を自動認識してのレタッチ機能。目を大きくしたり、鼻の位置を変えたり、口元を笑顔にしたりと自由度の高い編集が可能なのだ。
写真を取り込むと顔を自動で認識して、目、鼻、口、顎、頬などにマーカーが設定される。それをタップすることでパーツごとの加工が可能だ。
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[3]TouchRetouch
【作者】Adva Soft 【価格】240円 【場所】App Store>写真/ビデオ
邪魔な物体を魔法のように消去
写真を撮っているとどうしても「ここのゴミさえ写ってなければ良い写真なのに!」とか「ここの雲さえなければ青空がもっときれいなのに!」といった不満が出てくるもの。そんなときはTouchRetouchを使えばOK。写真を取り込んで、消したい物体をなぞるだけで瞬時に消去。空いた部分は周りの景色からうまく合成して補完してくれる。あたかも最初からその景色だったかのような自然な写真が出来上がるのだ。
操作は非常にシンプル。写真を取り込んで消したいところをなぞるだけ。強力なアルゴリズムにより自動で消去・補完してくれる。
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[4]TouchRetouch
【作者】Google, Inc. 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
高度な編集も思いのまま
本格的な写真編集・加工が可能なレタッチアプリ。フィルタを利用してワンタッチで写真の雰囲気を変えることもできるが、それだけでなく細かくパラメータを調整して思い通りの写真に仕上げることができる。歪んだ線を補正する「射影変換」や顔の角度を変更できる「顔の向き」、画面上に最大8つのポイントを配置して場所ごとに細かく補正できる「部分調整」など、他のアプリではなかなか見かけない高度な調整が直感的な操作でできるのが強みだ。
ちょっと失敗したなと思う写真でもイイ感じに修正できる。基本的な機能から応用的な機能まで一通りそろっている。
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[5]VSCO
【作者】Visual Supply Company 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
フィルム風のおしゃれ写真に
Instagramなどでも人気のフィルム風加工がワンタッチで行えるアプリ。似たようなエフェクトがかけられるアプリは無数にあるが、VSCOは用意されているプリセットのクオリティが非常に高く、平凡な写真も一瞬でおしゃれな写真に変えてくれる。露出やコントラスト、角度調整、トリミング、パースの補正といった基本的な編集機能も充実している。年間19ドル99セントで参加できるVSCO Xメンバーシップでは、プリセットの数をさらに増やすことができるほか、動画の編集まで可能となる。
用意されているプリセットはどれもクオリティが高い。色味を大きく変えるものから、さりげない加工まで充実している。
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[6]Polarr
【作者】Polarr, Inc. 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
顔検出でポートレート補正
露出、ホワイトバランスなどの基本機能に加えて、優れた顔補正機能も搭載したアプリ。写真を取り込むと顔を検出し、複数人を個別に修正することが可能。フェイスツールでは肌をきれいにしたり、目や鼻の大きさ、位置を調整したり、歯を白くしたりとポートレートに必要な編集機能がそろっている。有料プランに入ればマスク機能などプロレベルの補正も可能だ。保存の際、リサイズ、ウォーターマーク挿入、メタデータの削除などができるのも便利である。
無料でも多彩な編集機能が使える。保存の際は[コピーを保存]を選ばないと上書きされる点には注意。
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[7]Focos
【作者】Xiaodong Wang 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
ボケの大きさも場所も思いのまま
デュアルレンズに対応した機種のみで使用可能なアプリ。アプリを起ち上げて写真を撮影すると、同時に深度(ピントの深さ)を計算し、あとからピントの位置を変更することができる。また、F値をあとから選ぶことでボケの大きさも自由自在に変えられるのだ。既存の写真であってもポートレートモードで撮影したものであれば再編集することができる。有料のプロ仕様オプションを使うと、ライカやカールツァイス、ミノルタといった往年の名レンズをシミュレーションした加工も可能だ。
標準のポートレートモードではできないボケの大きさの調整ができる。F値を変更できるのでカメラ好きにはわかりやすい。
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[8]Pixlr
【作者】123RF Limited 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
個性的なエフェクトが面白い
さまざまなコラージュ素材が用意された写真加工アプリ。雪のようなボケ、幻想的な光、ライトペイント、カラフルなモザイクといった個性的かつクールなエフェクトで一味違う加工ができる。写真にエフェクトを重ねるときはオーバーレイのパラメータを調整できるため、どれくらいの透明度で加工するのかを細かく設定することが可能。このほか、フレームやステッカー、コラージュなど凝った編集も行える。指定した場所を画像のほかの場所を参考に修復したり、コントラストや露出などを自動で調整するなどオート機能も充実していて初心者にも優しい。
個性的なエフェクトがどっさり。オーバーレイ効果で透明度を調整しながら重ねることができる。
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[9]Enlight
【作者】Lightricks Ltd. 【価格】480円 【場所】App Store>写真/ビデオ
充実のチュートリアル機能
直感的な操作と充実のチュートリアル機能で誰にでも簡単に高度な写真編集ができるアプリ。チュートリアルではハイコントラストモノクロの「ドラマティックポートレート」や写真を重ねる「多重露光」、ポスターのように仕上げる「レトロポスタリゼーション」など、いちから学ぼうとするとなかなか大変な加工の手順が詳しく書かれている。このとおりに操作すれば、誰でもセンス抜群の写真編集ができるというわけだ。もちろん基本的な機能も充実しており、隙がない。
操作もわかりやすく、エフェクトなども使い勝手の良いものがそろっている。初心者にはチュートリアルがありがたい。
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[10]Foodie
【作者】SNOW INC. 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
食べ物の写真ならこれ
食べ物の写真をおいしそうに仕上げたい、だけど細かい手間はかけたくない、という人におすすめなのがFoodieだ。アプリを起ち上げて撮影するだけ、あるいはほかのアプリで撮った写真を取り込んでエフェクトを選ぶだけで完成。難しい操作は一切ない。特筆すべきはエフェクトの秀逸さだ。色味の薄い地味な写真も、Foodieに放り込めばおいしそうなシズル感たっぷりの写真になる。また、皿を真上から撮る流行りの撮影法に合わせて、iPhoneを水平にすると画面が黄色くなって教えてくれる機能も。
エフェクトがどれも絶妙。個人的におすすめは汎用性の高いYU3だ。食べ物が特に映えるアプリだが、人物などに使ってみても面白い。
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[11]Instaflash
【作者】Anlei Technology Inc. 【価格】240円 【場所】App Store>写真/ビデオ
暗部・明部を個別に調整
iPhoneで写真を撮ると、どうしても明暗差のある場面では黒つぶれや白飛びが発生しがち。それを救出できるのがInstaflashだ。アプリを開いて写真を撮る、またはカメラロールから読み込み、「シャドウ」を変えれば暗部だけを持ち上げて肉眼で見た景色に近づけてくれる。同様に「ハイライト」では写真の明るい部分だけを変更可能だ。これだけでも便利なアプリだが、ほかにも写真全体の明るさを変更したり、「補助光」や「柔らかな光」などのライティング効果を足したりと汎用性も高い。
シャドウやハイライトの変更幅、エフェクトの効果の大きさはすべてスライダで設定できる。操作のわかりやすさも特長だ。
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[12]Pic Collage
【作者】Cardinal Blue 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
自由自在にコラージュ
画像編集がメインでおまけ程度にコラージュ機能がついているアプリが多い中、Pic Collageはどちらかといえばコラージュに特化したアプリ。それだけに機能は多彩で、レイアウトにしろ背景にしろ、たくさんのテンプレートが用意されている。また、フリースタイルで写真の配置を組み替えることもでき、写真を指でつまんで角度を変えたりと操作も直感的だ。簡単な写真編集機能もあり、明るさやコントラスト、色温度等の調整もできる。
背景やフレームを変えることでコラージュの雰囲気をがらりを変えることができる。かわいい背景が多いので女性にもおすすめ。
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[13]Prisma Photo Editor
【作者】Prisma labs, inc. 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
人工知能で画像加工
人工知能を使って画像を加工するという一風変わったアプリ。人工知能というだけあって普通のエフェクトではなく、ほかではあまり見ないユニークな加工を施してくれる。選ぶ写真によっては思わぬ絶妙なハマり方を見せてくれそうだ。アプリ内課金をするとエフェクトが増えるほか、高画質で保存できるようになり、著名な画家のタッチを模した加工も可能に。注意すべきは写真の加工をPrismaのサーバに送信してオンラインで行っているという点。故にオフラインでは使用できない。
ほかでは見ないユニークな雰囲気に加工してくれる。サーバに送信しているせいか、加工には少し時間がかかる。
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[14]Facetune 2
【作者】Lightricks Ltd. 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
こだわりの人物レタッチができる
ポートレートや自撮りした写真を補正できるレタッチアプリ。肌をつるつるにしたり、顔の形を変えたり、後処理で笑顔にしたり、歯を白くしたりといった加工ができるほか、エフェクトも豊富に用意されている。また、アプリ内課金が必要ではあるが、目の大きさや幅、傾き、さらに瞳孔の色や反射など細かい部分もレタッチ可能である。人物を認識して背景を瞬時に置き換えることもできるなど、ポートレートに関しては欲しい機能がすべてそろっているといえるだろう。
有料版の機能の一つがポートレートの背景を変えるというもの。人体の検出もなかなか正確だ。
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[15]Relook
【作者】Sumoing Ltd 【価格】480円 【場所】App Store>写真/ビデオ
プロ顔負けのレタッチができる
MacでPhotoshopを活用したレタッチを行うのと同じような感覚で扱えるアプリ。なぞるだけで肌をなめらかにしたり歯を白くしたり、唇の色を変えたりできるのに加えて、スポット修正やクローン(スタンプツール)など有用な機能も多い。Photoshopでレタッチする際の一連の流れを、もっと簡単な操作に落とし込んだようなアプリである。有料アプリだが機能面は充実しており、買い切りであることを考えると決して高くない。
効果範囲は青いマスクで表示され、どこに補正をかけたのかがわかりやすい。細かい部分も正確に修正できる操作性が秀逸。
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[16]PopAGraph
【作者】Mixcord Inc. 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
被写体を強調する加工
さまざまな手法で被写体をポップ(強調)することを目的とした加工アプリ。写真を取り込んだら、まずメインとなる被写体をなぞって背景と分離する。ある程度雑に塗りつぶしても、きちんとエッジを検出してきれいに切り抜いてくれる。その後、背景と被写体にそれぞれ別のエフェクトをかけていく。被写体にだけ色を残して背景をモノクロにしたり、被写体はそのままで背景だけをバラバラに分割したりと、SNS映えしそうな写真がいとも簡単に作れるのだ。
被写体を正確に切り抜けるのは、最先端の画像認識技術を使っているからとのこと。レタッチ最大の難関、切り抜きが楽になるのはうれしい。
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[17]Color Splash
【作者】Pocket Pixels Inc. 【価格】120円 【場所】App Store>写真/ビデオ
一部だけ色を残して印象的に
カメラロールの写真をモノクロにして取り込み、指でなぞった部分だけ色を戻すというやり方で印象的な写真に仕上げることができるアプリ。逆にカラーのまま取り込み、なぞった部分だけをモノクロにすることも可能。ブラシで正確に被写体をなぞるのは難しいかと思いきや、ブラシサイズを変更したり、ピンチイン/ピンチアウトで画面をズームしたりすることで驚くほど簡単かつ正確に範囲指定ができる。色を戻した箇所は明るさや彩度、色温度など簡単な補正も行える。
複雑な形であっても意外となぞるのは簡単。ピンチアウトで画面を拡大し、ブラシサイズを小さいものにすればいい。
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[18]Brushstroke
【作者】Code Organa 【価格】500円 【場所】App Store>写真/ビデオ
写真を絵画調に変換
ワンタッチで写真を美しい絵画風のイラストに変換できるアプリ。一口に絵画風といっても、ざらついた感じやペタッとした感じなど、さまざまなタッチやトーンを表現したエフェクトが用意されている。さらに画像上を左右にフリックすることでペイントの強さを変更することもできる。海外限定だが、仕上げた写真をプリントアウトして届けてくれるというサービスも。確かにそれだけのクオリティを感じさせてくれるアプリである。自分でプリントして自宅に飾ってみるのもよさそうだ。
絵画っぽさはかなり出ており、クオリティは高い。トーンや色味を変えたりキャンパス地に描いたような雰囲気を足したりもできる。
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[19]モザイク ぼかし&モザイク加工アプリ
【作者】Yu Abe 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
おしゃれにモザイクがかけられる
その名のとおり、写真にモザイクやぼかしを入れることができるアプリ。特化型のアプリで多機能というわけではないが、だからこそ使いやすい。モザイクの種類は10種類近くあり、ぼかしの太さ、強さの度合いを4段階で細かく設定できる。モザイク自体にも色がついていたり、ストライプ柄になっていたりと多彩。単に隠したいものにかけるだけでなく、写真加工の1つとして遊んでみるのも楽しそう。アンドゥ/リドゥ機能もしっかり備わっているので、気軽にチャレンジできる。
一般的ないわゆるモザイクはもちろんだが、ちょっと変わったデザインのモザイクも使える。若い人や女性にもおすすめだ。
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[20]Manly
【作者】xuan liu 【価格】無料 【場所】App Store>写真/ビデオ
髭や腹筋を作って男らしく
レタッチや肌の修正というと女性向けのイメージが強いかもしれないが、そんなことはない。男性にも少しでも自分を良く見せたいという欲求を持つ人は多いだろう。単に肌の修正ならほかのアプリでもできるが、身体を引き締めて腹筋を作ったり、髭を足して男らしくしたりできるのはManlyならではだ。ニキビやしみ、しわなどの気になるポイントも一緒に修正することができる。これでもう夏場の水着も憂鬱にならなくて済む…かもしれない。