使ってみてわかったiPhone Xの本音は？

当日分は即売り切れ

2017年9月に行われたアップルスペシャルイベントで発表された“スマートフォンの未来形”ことiPhone X。そのiPhone Xが、11月3日についに発売されました。

年内の生産難航が報道されたこともあり、10月27日の予約当日は、まさに「瞬殺」でした。16時1分から予約が開始されましたが、ものの数分で発売日当日受け取り分が売り切れてしまう人気ぶり。さらに、発売日のアップルストアには、当日在庫を狙って多くの購入希望者が行列を作りました。

しかし、現在アップルのオンラインストアでは、本稿執筆時点（2017年11月17日）でシルバーとスペースグレイの64GB／256GBともに「出荷日：2～3週間」と記載されており、発売前の予想よりも比較的スムースに入手可能な状態となっています。また、都内の一部の家電量販店では、モデルによっては“予約なし”で当日購入できる店舗もあるようです。

SNS上の感想はさまざま

iPhone10周年の節目に登場したiPhone Xは、本体の隅々にまで広がったオールスクリーンや、ユーザに新たな視聴体験をもたらす5.8インチのOLED（有機EL）ディスプレイ、よりシンプルでセキュアな認証方法であるフェイスID（Face ID）など、アップルが持つ新しいテクノロジーを多く搭載しています。デザイン・機能ともに近年のiPhoneでは味わえなかった超大型アップグレードということで、発売前から多くのiPhoneユーザから期待の声が挙がっていました。

本誌を含め、発表直後からさまざまなメディアでiPhone Xの新機能やスペックが解説され、期待に胸を膨らませているユーザは多いでしょう。しかし、実際の使い勝手は一体どうなのでしょうか？特に購入しようか悩んでいる人は、スペックよりも、実際に使ってみた“生の声”が気になりますよね。

ツイッターやフェイスブックなどのSNSでは、「カメラがとにかくきれい！」「小さくて画面が大きい」「ホームボタンがなくて操作に慣れない…」「フェイスIDでのアップルペイが面倒」など、すでに実機を手にしたユーザのさまざまな声が断片的にわかります。

では、本誌関係者の率直な感想は？本特集では、すでにiPhone Xを使い倒している有識者に、“使ってわかった”ファーストインプレッションを聞いてみました。クリエイターやお笑い芸人、アプリ開発者など、さまざまな視点からiPhone Xを丸裸にしていきます。