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Macのアイコン・フォルダ・ロック画面を自由に変えよう! macOS Tahoeで進化したカスタマイズ機能の使い方

著者: 松山茂

Macのアイコン・フォルダ・ロック画面を自由に変えよう! macOS Tahoeで進化したカスタマイズ機能の使い方

macOS Tahoeでは、モードや時間に合わせてアプリアイコンの色を変えたり、ロック画面の時刻表示のフォントを変更したりできるようになりました。

また、フォルダに記号や絵文字を付けたりできるなど、カスタマイズ性が高まりました。フォルダのカラーもタグとして反映され、デフォルトのフォルダカラーも自由に変更可能です。今回はこうした機能について解説します。

アイコンやウィジェットのスタイルを変更する

「外観」の「テーマ」にあるスタイルを変更すると、アプリのアイコンやウィジェットのカラーを暗くしたり、透明表示にしたりできます。外観モードや壁紙の色調に合わせてカラーを変えてみましょう。

「システム設定」を開いてサイドバーから[外観]を選びます。「テーマ」のグループにある[アイコンとウィジェットのスタイル]を[デフォルト]以外に切り替えてみましょう。
[ダーク]を選ぶと、アプリのアイコンやウィジェットが黒ベースのデザインになります。
[ダーク]スタイルでは[常に]か[自動]が選択できます。[自動]にすると、「外観モード」でmacOSの外観全体が暗くなった際に、アイコンやウィジェットも連動してダークに切り替わります。
[クリア]は、アプリのアイコンやウィジェットを透明にするスタイルです。淡い色調やモノクロの壁紙を使っているときに使ってみましょう。
[クリア]スタイルでは、外観モードに合わせて色調が[ライト][ダーク]へと変化します。[自動]を選ぶと外観モードに連動して[ライト]と[ダーク]から切り替えてくれます。
[色合い調整]を選ぶと[クリア]に似た透明のスタイルになります。また、好みのベースカラーに変更することも可能です。こちらも[ライト]か[ダーク][自動]が選べます。
さらに[アイコン、ウィジェット、およびフォルダのカラー]で全体の色が指定できます。好みの色に切り替えてみましょう。




ロック画面やスクリーンセーバで時計表示のフォントスタイルを変更する

ロック画面やスクリーンセーバの時計表示をもっと目立たせたい。そんなときはフォントスタイルを変更してみましょう。初期設定では、別のフォントスタイルにしたり、太さを変更したりできます。

「システム設定」を開いてサイドバーから[壁紙]を選んだら、[時計の表示]をクリックしましょう。
このように、フォントスタイルと太さが変更できました。
また、時計を大きく表示を[しない]を選ぶと、時計表示のないシンプルなロック画面にできます。
このような時計表示のない壁紙となりました。

フォルダの絵文字や記号を設定する!

従来のmacOS以前から、フォルダの色を変えたり、別の画像をペーストしたりすることはできましたが、macOS Tahoeではもっと簡単に記号や絵文字をつけることができるようになりました。

またフォルダのカラーを変更すると、自動的にタグとして反映されます。

フォルダを副ボタンクリック(コントロールキーを押しながらクリック、またはトラックパッドを2本指でクリック/タップ)してコンテキストメニューから[フォルダをカスタマイズ]を選びましょう。
ポップオーバーに表示された記号を選ぶと、フォルダに記号を貼り付けたり、色を変更したりすることができます。
ポップオーバーの一番下に表示している[絵文字]ボタンをクリックすれば、絵文字を貼り付けることも可能です。




デフォルトの[フォルダのカラー]を変更する方法

[フォルダのカラー]を変更すれば、新規フォルダで作成されるフォルダの色を青色以外に変えることができます。
メニュー内で選択できる色以外を指定したい場合は、[カラーを選択]をクリックしましょう。カラーや透明度を選んで色の指定が可能です。
[フォルダのカラー]で色を設定すると、その色の名前が自動的にタグとして反映されました。
タグに反映されたフォルダの色は、Finder上で検索やスマートフォルダの条件にも使えるので便利です。

著者プロフィール

松山茂

松山茂

東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

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