Appleは3月5日、新型MacBook Airを発表した。新たにM4チップを搭載したほか、新しい12MPセンターフレームカメラなどを備え、価格は据え置かれた。

Photo●Apple
まず注目したいのが新しいカラーラインアップだ。新色のスカイブルーは光が表面に反射するとダイナミックなグラデーションが生まれる美しいメタリックが特徴で、ミッドナイト、スターライト、シルバーとともに、選択肢のひとつとして加わった(代わりにスペースグレイがなくなっている)。

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新たに搭載されたM4チップは、パワフルな10コアのCPUと最大10コアのGPUを採用し、最大32GBのユニファイドメモリに対応。M1モデルより最大2倍高速になっているという。バッテリ駆動時間は前モデルと同様の最大18時間駆動だ。

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もちろん、2025年4月から日本語対応を予定されているAppleの純正AI「Apple Intelligence」に対応している。

アップデートポイントとしては、ビデオ品質が向上した新しい12MPセンターフレームカメラの搭載にも注目したい。自動的にユーザをフレームの中心に保つセンターフレーム機能によって、FaceTimeビデオなどのユーザ体験がさらに高まるだろう。

13.6インチまたは15.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載しているのは前モデルと共通している。ただし、本体ディスプレイと同時に2台の6Kディスプレイを利用できるようになった点に注目だ(前モデルは1台のみ)。

インターフェイスとしてはMagSafe充電ポートと、2つのThunderbolt/USB4ポート、3.5mmヘッドフォンジャックを搭載。高速のWi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応している。

価格は、13インチモデルが16万4800円(学生・教職員価格14万9800円)から、15インチモデルが19万8800円(学生・教職員価格18万3800円)から。
すでに注文受付を開始しており、発売日は3月12日となっている。
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著者プロフィール

笹本貴大
『Mac Fan』編集長。1989年生まれ、東京都青梅市出身。ベビーテックに興味あり! FP3級、世界遺産検定3級、名探偵コナン検定1級。 Xアカウント:@ssmt_tkhr